足場はバンカー、ボールはヒザの高さの芝の上という奥からのアプローチは2メートルほどショートし、パーパットを入れることができずにボギー。「ボギーで上がれたんですけど、そこでちょっとアレって思いすぎたのが良くなかった」。その時点で首位に立っていた石川と星野陸也とは2打差で、残りホールを考えれば、追いつく可能性もあったが、16番パー4で4オン・2パットのダブルボギーを打ち、優勝争いから脱落した。
「周りを見すぎた。優勝スコアとか、自分の流れが悪くなったときに自分のプレーを見失っている部分もあった。1打1打集中していかないといけないと言っていたことが、まったくできていなかった。調子自体は悪くないと思うので、気持ちの持ち方であったり、流れを崩したときの対処を研究して、自分自身でもっともっと成長して次の試合を迎えられるように頑張りたい。またイチから作り上げていきたいと思いました」
蝉川のプロ人生はまだ始まったばかり。ほぼすべてのホールでドライバーを握る攻撃的なゴルフを貫き、そのスイングスピードや打撃音、そして飛距離は多くのギャラリーの度肝を抜いた。今週木曜日に開幕する「ダンロップフェニックス」でも、蝉川らしいビッグドライブを連発してくれるだろう。(文・下村耕平)
「周りを見すぎた。優勝スコアとか、自分の流れが悪くなったときに自分のプレーを見失っている部分もあった。1打1打集中していかないといけないと言っていたことが、まったくできていなかった。調子自体は悪くないと思うので、気持ちの持ち方であったり、流れを崩したときの対処を研究して、自分自身でもっともっと成長して次の試合を迎えられるように頑張りたい。またイチから作り上げていきたいと思いました」
蝉川のプロ人生はまだ始まったばかり。ほぼすべてのホールでドライバーを握る攻撃的なゴルフを貫き、そのスイングスピードや打撃音、そして飛距離は多くのギャラリーの度肝を抜いた。今週木曜日に開幕する「ダンロップフェニックス」でも、蝉川らしいビッグドライブを連発してくれるだろう。(文・下村耕平)