そして、正規の1回とプレーオフの2回で合わせて3回プレーした2オン可能な18番パー5では、1度もバーディを獲れずにパーに終わった。初日から3日目まではすべてバーディだったのにも関わらずだ。「やっぱり18番で3回ともパーだったことが悔しい要因かなと思いますね」と話す。
プレーオフの2回はどちらも2打目でグリーン左サイドのバンカーに入れた。いずれも思い通りに寄せることができずパー。プレーオフに入る前から降り出した雨によってバンカーの砂が締まったことも影響した。「どんどんペタペタになっていて、思ったよりも飛んだり、やっぱりバンカーがより難しくなったと思いましたね。天候にうまく対応できなかったです」。
敗れはしたが、2位の賞金2000万円を加算して賞金ランキング2位に浮上した。トップを独走する比嘉一貴との差は5763万円から3991万円に。残り3試合はいずれも優勝賞金が4000万円。十分に逆転の可能性を残す。比嘉との差に「まだそんなにあるのか」と驚きつつも、「残りの試合で最低1勝できたらいいですね。頑張ります」。敗戦直後にも関わらず、その声は意外と明るかった。
蝉川泰果の覚醒や、石川遼の3年ぶり復活優勝に盛り上がりを見せる男子ツアー。ツアー通算6勝の若き実力者が賞金王争いも面白くしていく。(文・下村耕平)
プレーオフの2回はどちらも2打目でグリーン左サイドのバンカーに入れた。いずれも思い通りに寄せることができずパー。プレーオフに入る前から降り出した雨によってバンカーの砂が締まったことも影響した。「どんどんペタペタになっていて、思ったよりも飛んだり、やっぱりバンカーがより難しくなったと思いましたね。天候にうまく対応できなかったです」。
敗れはしたが、2位の賞金2000万円を加算して賞金ランキング2位に浮上した。トップを独走する比嘉一貴との差は5763万円から3991万円に。残り3試合はいずれも優勝賞金が4000万円。十分に逆転の可能性を残す。比嘉との差に「まだそんなにあるのか」と驚きつつも、「残りの試合で最低1勝できたらいいですね。頑張ります」。敗戦直後にも関わらず、その声は意外と明るかった。
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