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アイアン4本、ウェッジ5本 石川遼が飛距離の階段に“あえて”ギャップを作った理由【勝者のギア】

アイアン4本、ウェッジ5本 石川遼が飛距離の階段に“あえて”ギャップを作った理由【勝者のギア】

配信日時:2022年11月15日 15時30分

■3年前には入っていなかったクラブでバーディ量産

それでもウェッジを5本に増やした効果は出ている。最終日の1、3、12、15番では、100ヤード前後を56度でチャンスにつけてバーディを奪い、正規の4番と優勝を決めたプレーオフ2ホール目の3打目は48度でピン側につけてバーディパットを沈めた。これはどちらも3年前には入っていなかったクラブだ。

「きょう(最終日)は56度でけっこうバーディが獲れていますけど、長く52、58度という番手でやってきて、最初は56度でイメージがまったく湧かなかった。アプローチのために入れるというよりは、100ヤード前後の距離をもう少しピッチを狭めるためと割り切っています」

また、3番ユーティリティ、4番ユーティリティ、5番アイアンの間も17〜18ヤードと番手間の飛距離差は大きい。本来なら3Uと5Iの間に2本入れたいところだが、ウェッジを5本に増やしているために、4Uの1本でカバーするレンジも広くなってしまう。

■最難関パー3は「パーを続けられたら勝ち」

4日間で2番目に難しいホールとなった230ヤード設定の17番パー3では、最終日に4番ユーティリティの『フル3』で、ピンの右5メートルに乗せるナイスショットを放ち、危なげなくパーで切り抜けている。ちなみに17番の実測値を見ると、初日は238ヤード、2日目は227ヤード、3日目は233ヤード、最終日は219ヤード。つまり、最終日のピン位置はちょうど4Uと5Iの間だった。

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