今大会は自身の名前の由来でもあるタイガー・ウッズ(米国)が2004、05年に連覇を遂げた大会もある。当時3〜4歳の蝉川はコースに足を運ぶことはできなかったが、「この試合で勝てば次の年からスターになれるみたいにいわれる大会」という印象は残っている。
大会の歴史を振り返ると、1977年大会覇者のセベ・バレステロス(スペイン)は、2年後の「全英オープン」でメジャー初優勝を遂げた。93年大会覇者のアーニー・エルス(南アフリカ)は翌年の「全米オープン」、06年大会覇者のパドレイグ・ハリントン(アイルランド)は07年の「全英オープン」、16年大会覇者のブルックス・ケプカ(米国)は17年の「全米オープン」を制覇。それぞれ今大会に優勝してから2年以内にメジャー初優勝を遂げ、スターダムにのし上がった。他にも歴代覇者には、ウッズをはじめとして多くのメジャーチャンピオンが名を連ねている。
「ここで勝った選手たちの多くがメジャーチャンピオンなので、自分の夢でもある4大メジャー制覇というのは『この試合に勝てば』という思いもある、すごく気合が入ります」。怪物ルーキーは歴代覇者の仲間入りに向けて力を込めた。(文・小高拓)
大会の歴史を振り返ると、1977年大会覇者のセベ・バレステロス(スペイン)は、2年後の「全英オープン」でメジャー初優勝を遂げた。93年大会覇者のアーニー・エルス(南アフリカ)は翌年の「全米オープン」、06年大会覇者のパドレイグ・ハリントン(アイルランド)は07年の「全英オープン」、16年大会覇者のブルックス・ケプカ(米国)は17年の「全米オープン」を制覇。それぞれ今大会に優勝してから2年以内にメジャー初優勝を遂げ、スターダムにのし上がった。他にも歴代覇者には、ウッズをはじめとして多くのメジャーチャンピオンが名を連ねている。
「ここで勝った選手たちの多くがメジャーチャンピオンなので、自分の夢でもある4大メジャー制覇というのは『この試合に勝てば』という思いもある、すごく気合が入ります」。怪物ルーキーは歴代覇者の仲間入りに向けて力を込めた。(文・小高拓)