「今やって治さなければもっともっとつらいものになるから」。半年は矯正器具を口に入れ、来年には歯の治療と正常に戻るには1年はかかるという。それでもまだまだ戦う気持ちがあるからこその決断だ。
やはり勝ってナンボの世界。優勝を追い求める池田はもどかしさを持ちつつも、フィールドの平均スコアが「68.0」と伸ばし合いとなった3日目に「64」をマーク。首位と4打差の3位タイで最終日は最終組で追いかける。
勝てない時期が続きモチベーションを保つのが難しくても諦めない。「苦しい時も多いけど、トーナメントでプレーしている中で、ほんの一瞬の楽しめる瞬間っていうものを大事にしてやる積み重ねが大事」。人前に立ってプレーしたり、自分で納得できる1打の小さな喜びを噛みしめて戦い続ける。「器具を(口に)入れて体も万全ではないけど、きちんとプレーができる状態には持っていけている。3日間いいゴルフができていると思う。若い連中みたいにのびのびプレーできないかもしれないけど、今の自分にできる最大限のプレーをしたいと思う」。19年5月の「ミズノオープン」以来の優勝を見つめて、歯を食いしばる。(文・小高拓)
やはり勝ってナンボの世界。優勝を追い求める池田はもどかしさを持ちつつも、フィールドの平均スコアが「68.0」と伸ばし合いとなった3日目に「64」をマーク。首位と4打差の3位タイで最終日は最終組で追いかける。
勝てない時期が続きモチベーションを保つのが難しくても諦めない。「苦しい時も多いけど、トーナメントでプレーしている中で、ほんの一瞬の楽しめる瞬間っていうものを大事にしてやる積み重ねが大事」。人前に立ってプレーしたり、自分で納得できる1打の小さな喜びを噛みしめて戦い続ける。「器具を(口に)入れて体も万全ではないけど、きちんとプレーができる状態には持っていけている。3日間いいゴルフができていると思う。若い連中みたいにのびのびプレーできないかもしれないけど、今の自分にできる最大限のプレーをしたいと思う」。19年5月の「ミズノオープン」以来の優勝を見つめて、歯を食いしばる。(文・小高拓)