<中日クラウンズ 初日◇26日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>
国内男子ツアー「中日クラウンズ」の初日。久保谷健一がいつものぼやきを全開にしながらノーボギーの5アンダーで回り単独首位スタートを切った。
遼、11位タイ発進も「良くもなく悪くもなく」
久保谷は9番でセカンドを80センチにつけてバーディを奪ったのを皮切りに、後半だけで4つのバーディを奪取。多くの選手たちが難コース・和合に苦しむ中、会心のゴルフかと思いきや、「今日は雨だとわかっていたんで、あきらめモードだったのがよかったのかな」。「これだけかわいそうなゴルフをしていたら、1日くらいオマケがあってもいいでしょ」と、この日も威勢のいいコメントは聞かれなかった。
普段からぼやきが止まらない久保谷をさらに悩ませているのがショットの不調。「まともに当たらないから。もう終わっちゃったかなという感じ」とボールに上手くコンタクトできず、アイアンは2クラブほど飛距離が落ちている中で開幕を迎えた。それでも、当たらないあまり縮こまっていたスイングを、振り切ることを意識して改革すると、「ちょっとは当たるようになったかな」とこの日は以前の飛距離を取り戻し好発進につなげてみせた。
しかし、この日のゴルフが綱渡りであることを誰よりも自覚しているのは久保谷自身。「決勝ラウンドではこんなに流れ良くいかないなと予想できちゃうんですよ。長年やってると」。この日の手ごたえを確実なものにするにはもう少し時間がかかりそう。決してたどり着くことはないかもしれない完璧なスイングを目指して、久保谷は明日もぼやく。
国内男子ツアー「中日クラウンズ」の初日。久保谷健一がいつものぼやきを全開にしながらノーボギーの5アンダーで回り単独首位スタートを切った。
遼、11位タイ発進も「良くもなく悪くもなく」
久保谷は9番でセカンドを80センチにつけてバーディを奪ったのを皮切りに、後半だけで4つのバーディを奪取。多くの選手たちが難コース・和合に苦しむ中、会心のゴルフかと思いきや、「今日は雨だとわかっていたんで、あきらめモードだったのがよかったのかな」。「これだけかわいそうなゴルフをしていたら、1日くらいオマケがあってもいいでしょ」と、この日も威勢のいいコメントは聞かれなかった。
普段からぼやきが止まらない久保谷をさらに悩ませているのがショットの不調。「まともに当たらないから。もう終わっちゃったかなという感じ」とボールに上手くコンタクトできず、アイアンは2クラブほど飛距離が落ちている中で開幕を迎えた。それでも、当たらないあまり縮こまっていたスイングを、振り切ることを意識して改革すると、「ちょっとは当たるようになったかな」とこの日は以前の飛距離を取り戻し好発進につなげてみせた。
しかし、この日のゴルフが綱渡りであることを誰よりも自覚しているのは久保谷自身。「決勝ラウンドではこんなに流れ良くいかないなと予想できちゃうんですよ。長年やってると」。この日の手ごたえを確実なものにするにはもう少し時間がかかりそう。決してたどり着くことはないかもしれない完璧なスイングを目指して、久保谷は明日もぼやく。