また、下半身の意識に関しては、「いままではバックスイングから右へのシフトが強くて、その反動で左にシフトしていたんですけど、それだと腰が回らなくなる感じがあった」と左右の体重移動を減らした理由を説明する。
ひと昔前までは、ヒザの角度を変えずに振るスイングがセオリーとされてきたが、スイング解析器の進歩によって、効率的に飛ばせる動きが確立され、ヒザの曲げ伸ばしを積極的に使って、前後や上下の重心移動で飛ばす選手が増えてきた。「僕は左ヒザを伸ばして右ヒザをめっちゃ出していくのがあんまり好みではないので、前後の意識はあまりないんですけど、とにかく最大限に右脚を使って地面を最後に蹴ることは覚えたい」。腰の回転を止めないことに加えて、右脚の蹴りを飛距離アップのポイントに挙げた。
今シーズンの石川のドライビングディスタンスは294.06ヤードで全体16位。ツアーNo.1の飛ばし屋・河本力や蝉川泰果、清水大成といった若手の飛ばし屋と回れば、20〜30ヤード離されることもある。「若い選手たちがこの東京よみうりでどういうゴルフをするのかもすごく見物」と話しつつも、「自分は自分のゴルフでやりたいなと思います」ときっぱり。過去2勝している大会で、簡単に勝ちを譲るつもりはない。(文・下村耕平)
ひと昔前までは、ヒザの角度を変えずに振るスイングがセオリーとされてきたが、スイング解析器の進歩によって、効率的に飛ばせる動きが確立され、ヒザの曲げ伸ばしを積極的に使って、前後や上下の重心移動で飛ばす選手が増えてきた。「僕は左ヒザを伸ばして右ヒザをめっちゃ出していくのがあんまり好みではないので、前後の意識はあまりないんですけど、とにかく最大限に右脚を使って地面を最後に蹴ることは覚えたい」。腰の回転を止めないことに加えて、右脚の蹴りを飛距離アップのポイントに挙げた。
今シーズンの石川のドライビングディスタンスは294.06ヤードで全体16位。ツアーNo.1の飛ばし屋・河本力や蝉川泰果、清水大成といった若手の飛ばし屋と回れば、20〜30ヤード離されることもある。「若い選手たちがこの東京よみうりでどういうゴルフをするのかもすごく見物」と話しつつも、「自分は自分のゴルフでやりたいなと思います」ときっぱり。過去2勝している大会で、簡単に勝ちを譲るつもりはない。(文・下村耕平)