さらに、5番ウッドとユーティリティも組み直して、今週の初日から投入した。これについては、「まったくスペックは一緒なんですけど、ちょっと(ライ角)をフラットに入れてもらった。前は少しアップライトでヒールに当たってフェードが出ていたので、球がレベルに拾いやすくなった。コースで使ったのはきょうが初めてで、最終ホールを含めて3回くらい使った。ドローがかかってくれたので、効果があるなと感じています」。
アイアンなどではライ角をアップライトにするとフェースが左を向いて球がつかまり、フラットにするとフェースが右を向いてつかまりにくくなる。しかし、地面から打つウッド系ではフラットにすることで、ヘッドがボールに届いてつかまりやすくなる効果がある。「アップライトだとネックから入ってカット打ちになって滑る。それで無理やりつかまえるとフェードが出る。フラットにすると逆につかまります」。
飛距離よりも正確性で勝負する稲森にとって、ウッド系の精度がキモ。「今週最終戦ですけど、ここ3、4試合くらいクラブをいろいろ調整しながら、やっと整ってきた。残り3日間、頑張ろうという気持ちに、久しぶりにゴルフ熱が入ってきた」。つかまるクラブに手応えを感じながら、今季3勝目を獲りにいく。(文・下村耕平)
アイアンなどではライ角をアップライトにするとフェースが左を向いて球がつかまり、フラットにするとフェースが右を向いてつかまりにくくなる。しかし、地面から打つウッド系ではフラットにすることで、ヘッドがボールに届いてつかまりやすくなる効果がある。「アップライトだとネックから入ってカット打ちになって滑る。それで無理やりつかまえるとフェードが出る。フラットにすると逆につかまります」。
飛距離よりも正確性で勝負する稲森にとって、ウッド系の精度がキモ。「今週最終戦ですけど、ここ3、4試合くらいクラブをいろいろ調整しながら、やっと整ってきた。残り3日間、頑張ろうという気持ちに、久しぶりにゴルフ熱が入ってきた」。つかまるクラブに手応えを感じながら、今季3勝目を獲りにいく。(文・下村耕平)