<ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇1日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>
2年ぶり3度目の最終戦出場となった出水田大二郎が、7バーディを積み上げて、4アンダー・4位タイの好発進を決めた。その隣には、2位タイに入った11月の「マイナビABCチャンピンシップ」以来となる山本大輔さんの姿があった。
なごやかなムードが伝わってきます【写真】
出水田は現在、パッティングをシニアの山本己沙雄(みさお)プロに習っているが、その息子が大輔さん。アマチュアながら出水田が九州サーキットで腕を磨いていた頃に、ともにプレーしていた。山本さんは現在、鮮魚の輸出を行う会社を経営しているが、時間が空いているときには、「弟みたいな存在」という出水田のバッグを担ぐ。今年、キャディを務めるのは3試合目。前回のタッグでは2位に入っただけに、「今週勝つよ」と2人で東京よみうりCCに乗り込んできた。
「お父さんの己沙雄さんにもパッティングのアドバイスをいただいていますし、大輔さんとも非常に仲良くさせてもらっています。キャディしてもらって、僕に対して厳しいことも言ってくれる。リラックスもできますし、ちょっと落ち込みそうになったら『何してるんだよ』って感じで活も入れてくれるので、キャディとして助けてもらっています」と出水田は語る。その付き合いはもう10年にもなる。
さらに、「大輔さんもパッティングが上手なので、ミスパットしたら『いま頭動いているよ!』みたいな感じで(笑)。技術的な面でもアドバイスをもらえるので助かっています」とツアー屈指の難グリーンでのバーディ量産につながっている。力強い味方と二人三脚で4年ぶりの2勝目を目指す。(文・下村耕平)
2年ぶり3度目の最終戦出場となった出水田大二郎が、7バーディを積み上げて、4アンダー・4位タイの好発進を決めた。その隣には、2位タイに入った11月の「マイナビABCチャンピンシップ」以来となる山本大輔さんの姿があった。
なごやかなムードが伝わってきます【写真】
出水田は現在、パッティングをシニアの山本己沙雄(みさお)プロに習っているが、その息子が大輔さん。アマチュアながら出水田が九州サーキットで腕を磨いていた頃に、ともにプレーしていた。山本さんは現在、鮮魚の輸出を行う会社を経営しているが、時間が空いているときには、「弟みたいな存在」という出水田のバッグを担ぐ。今年、キャディを務めるのは3試合目。前回のタッグでは2位に入っただけに、「今週勝つよ」と2人で東京よみうりCCに乗り込んできた。
「お父さんの己沙雄さんにもパッティングのアドバイスをいただいていますし、大輔さんとも非常に仲良くさせてもらっています。キャディしてもらって、僕に対して厳しいことも言ってくれる。リラックスもできますし、ちょっと落ち込みそうになったら『何してるんだよ』って感じで活も入れてくれるので、キャディとして助けてもらっています」と出水田は語る。その付き合いはもう10年にもなる。
さらに、「大輔さんもパッティングが上手なので、ミスパットしたら『いま頭動いているよ!』みたいな感じで(笑)。技術的な面でもアドバイスをもらえるので助かっています」とツアー屈指の難グリーンでのバーディ量産につながっている。力強い味方と二人三脚で4年ぶりの2勝目を目指す。(文・下村耕平)