右手の場合はグリップを下から握るのがストロング、上からかぶせるのがウィークとなるが、右手をウィークに握ると、左手首の動きが制限されて、掌屈しにくくなる。「インターロッキングでいままでよりもしっかり指を絡めるイメージで握ると、右手のウィークのいきすぎを抑えられる。右手がウィーク過ぎて手首の角度が強すぎると、右手がロックしちゃうので。だから右手はストレートにして、掌屈する余力を残したいんです」と話す。
インターロッキングに戻して6試合目だが、この話にはオチがある。「バンカーをオーバーラッピングでやっていたら、バンカーはインターロッキングに戻せなくなりました。バンカーだけ帰ってきてないです」と笑う。さらに「アプローチとかは変えますね。本当に指の絡め方とポジションひとつで弾道がすごく変わるので。逆オーバーラッピングもやるし、面白いです」と、タイガー・ウッズ(米国)のように、グリーン周りでは状況によって握り方を変えている。グリップを決めないことも、石川の強みなのかもしれない(文・下村耕平)
インターロッキングに戻して6試合目だが、この話にはオチがある。「バンカーをオーバーラッピングでやっていたら、バンカーはインターロッキングに戻せなくなりました。バンカーだけ帰ってきてないです」と笑う。さらに「アプローチとかは変えますね。本当に指の絡め方とポジションひとつで弾道がすごく変わるので。逆オーバーラッピングもやるし、面白いです」と、タイガー・ウッズ(米国)のように、グリーン周りでは状況によって握り方を変えている。グリップを決めないことも、石川の強みなのかもしれない(文・下村耕平)