<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇4日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>
今年は蝉川泰果(せみかわ・たいが)の年だったといってもいい。6月に下部のABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」をアマチュアで制すると、レギュラーツアーでも秋口から調子を上げてくる百戦錬磨のプロたちを抑えて、9月の「パナソニックオープン」、10月の「日本オープン」で優勝。アマチュアで史上初のツアー2勝を挙げて蝉川旋風を巻き起こした。
佐伯三貴から熱血指導を受ける蝉川泰果【写真】
そんな男のツアー最終戦も派手だった。17番パー5では残り189ヤードを7番アイアンで2オンさせると、5メートルを沈めてイーグル奪取。距離が長く、グリーンの傾斜が強い最難関の18番パー3では、13メートルのスライスラインをねじ込みバーディで締めた。2ホールで一気に3つ伸ばして、トータル8アンダーは8位タイ。ベスト10フィニッシュを果たした。「我慢していたら最後にイーグルバーディが来たので、よかったですね」と笑顔を見せる。17番のイーグルは3人、18番でのバーディは2人が記録したが、両方を達成したのは蝉川だけだった。
ワンダーボーイが手を焼いたのはやはりグリーン。「いままで海外の試合もいろいろ行きましたけど、トップクラスのグリーンの傾斜の強さで難しかった。なんとか4日間を通して、自分の調子が上がっていないなかでもオーバーパーを打たなかったので、すごく収穫ある一週間だったと思います」と話す。初日こそイーブンパーの「70」だったが、2日目は「67」、3日目は「69」、最終日は「66」と少しずつコースに順応していった。
「本当はQTに照準を向けていたので、ツアーで勝てて、日本シリーズにもこの年で出れたっていうのは自分としても成長した部分もある。一気に飛躍の年になった」と激動の2022年を振り返った。
今年は蝉川泰果(せみかわ・たいが)の年だったといってもいい。6月に下部のABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」をアマチュアで制すると、レギュラーツアーでも秋口から調子を上げてくる百戦錬磨のプロたちを抑えて、9月の「パナソニックオープン」、10月の「日本オープン」で優勝。アマチュアで史上初のツアー2勝を挙げて蝉川旋風を巻き起こした。
佐伯三貴から熱血指導を受ける蝉川泰果【写真】
そんな男のツアー最終戦も派手だった。17番パー5では残り189ヤードを7番アイアンで2オンさせると、5メートルを沈めてイーグル奪取。距離が長く、グリーンの傾斜が強い最難関の18番パー3では、13メートルのスライスラインをねじ込みバーディで締めた。2ホールで一気に3つ伸ばして、トータル8アンダーは8位タイ。ベスト10フィニッシュを果たした。「我慢していたら最後にイーグルバーディが来たので、よかったですね」と笑顔を見せる。17番のイーグルは3人、18番でのバーディは2人が記録したが、両方を達成したのは蝉川だけだった。
ワンダーボーイが手を焼いたのはやはりグリーン。「いままで海外の試合もいろいろ行きましたけど、トップクラスのグリーンの傾斜の強さで難しかった。なんとか4日間を通して、自分の調子が上がっていないなかでもオーバーパーを打たなかったので、すごく収穫ある一週間だったと思います」と話す。初日こそイーブンパーの「70」だったが、2日目は「67」、3日目は「69」、最終日は「66」と少しずつコースに順応していった。
「本当はQTに照準を向けていたので、ツアーで勝てて、日本シリーズにもこの年で出れたっていうのは自分としても成長した部分もある。一気に飛躍の年になった」と激動の2022年を振り返った。