アマチュア最高峰のナショナルチームに7年半在籍した中島は「チームに入ったのが最大の成功だと思いますし、本当にたくさんこと、何から何まで学ばせていただいたので、卒業の日を迎えたくなかった。さみしいです」と、キャプテンを務めたチーム最後の年の最後の日に、下地を作ってくれたチームに感謝の意を述べた。
アマチュア界のトップ選手である中島と同じチームに入ったのが昨年12月。蝉川は、この激動の1年を「啓太がいたからこそ」と振り返る。「(啓太の)数々の成績を見て目標だった。一回でもいいから認めさせたいという気持ちがあって、今年はそれでがむしゃらに頑張った。それでABEMAツアーの優勝だったり、パナソニック、日本オープン(の優勝)、世界アマでの2位も啓太の存在があってこそ。同世代はみんな刺激を受けて、高め合っている世代でした」と、ライバル心が日本男子のゴルフ界に明るい話題を作るきっかけとなった。
すでにプロ転向している二人だが、JGAナショナルチームでともに過ごしたこの2022年は、日本のアマチュアゴルフ界、男子ゴルフ界の新たな幕開けを予感させるものだった。二人の目標は日本にとどまらず、世界に進出して勝つこととこれからが楽しみでならない。
すでに来年1月の米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」の出場が決まっている二人。「バチバチです(笑)」と蝉川は笑顔で、米ツアーへの殴り込みを楽しみに、中島と共闘する構え。男子ゴルフの黄金世代ともいえる二人が切り拓く新たな道。二人の未来が明るいものであることを願いたい。(文・高桑均)
アマチュア界のトップ選手である中島と同じチームに入ったのが昨年12月。蝉川は、この激動の1年を「啓太がいたからこそ」と振り返る。「(啓太の)数々の成績を見て目標だった。一回でもいいから認めさせたいという気持ちがあって、今年はそれでがむしゃらに頑張った。それでABEMAツアーの優勝だったり、パナソニック、日本オープン(の優勝)、世界アマでの2位も啓太の存在があってこそ。同世代はみんな刺激を受けて、高め合っている世代でした」と、ライバル心が日本男子のゴルフ界に明るい話題を作るきっかけとなった。
すでにプロ転向している二人だが、JGAナショナルチームでともに過ごしたこの2022年は、日本のアマチュアゴルフ界、男子ゴルフ界の新たな幕開けを予感させるものだった。二人の目標は日本にとどまらず、世界に進出して勝つこととこれからが楽しみでならない。
すでに来年1月の米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」の出場が決まっている二人。「バチバチです(笑)」と蝉川は笑顔で、米ツアーへの殴り込みを楽しみに、中島と共闘する構え。男子ゴルフの黄金世代ともいえる二人が切り拓く新たな道。二人の未来が明るいものであることを願いたい。(文・高桑均)