<日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯 最終日◇13日◇烏山城カントリークラブ(7,193ヤード・パー72)>
国内男子メジャー「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」。単独首位からスタートした谷口徹が深堀圭一郎、薗田峻輔らの追撃を振り切り今季初優勝。ツアー通算18勝目を2年ぶりのメジャータイトルで飾った。
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「自分の中で調子は良くなかった」。1番ティショットから左に大きく曲げるミス。不穏な空気の中スタートすると、2番、6番とボギーを叩き、気がつけば前半でスコアを伸ばした薗田に並ばれていた。しかし、悪い流れの中でも自分を見失うことはなかった。「少ないチャンスがあれば狙う。相手どうこうより、自分にチャンスがめぐってくるのを待つのみでしたね」。そして、最難関の8番。ここで「ピンが左だったんでドローめに。最高でしたね」というセカンドを5メートルにつけバーディ。この日のバーディはこの1つだけだったが、ここで悪い流れを完全に断ち切った。
後続がシビアなセッティングに浮沈を繰り返すのに対し、谷口は淡々とパーを重ねて1打差をキープしたまま最終ホールへ。最後は2段グリーンの上約15メートルにつけたが、「昨日の夕方、競技委員がボールを転がしているを見てたんで、これくらいで打てば止まるというのは大体わかっていた。2パットでおさめる自信はあった」と絶妙なタッチで30センチにピタリ。ド派手なガッツポーズをみせ、勝利を確信。1打差でグリーンサイドに待機していた深堀圭一郎も「谷口さんはさすがだね」と完敗を認めた。
「ベ・サンムンがいなかったら俺しかないやろ」と、賞金王獲りを狙って今季はシーズンインしたものの優勝争いもできずに3試合を消化。今大会も「思ったのと違う球がでたりとか、あまりにもかけ離れていたりとか、よくわからなくなっていた」とショットに不安を抱えたまま迎えていた。それでも、日替わりのショットに苦しみながら「レベルが違う」と豪語するショートゲームで栄冠を奪取。「(突如腰痛発症のため棄権した)去年は欠席みたいなもんやから、1年越しの2連覇ですよ」と復調を確信して舌もなめらかだ。
国内男子メジャー「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」。単独首位からスタートした谷口徹が深堀圭一郎、薗田峻輔らの追撃を振り切り今季初優勝。ツアー通算18勝目を2年ぶりのメジャータイトルで飾った。
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「自分の中で調子は良くなかった」。1番ティショットから左に大きく曲げるミス。不穏な空気の中スタートすると、2番、6番とボギーを叩き、気がつけば前半でスコアを伸ばした薗田に並ばれていた。しかし、悪い流れの中でも自分を見失うことはなかった。「少ないチャンスがあれば狙う。相手どうこうより、自分にチャンスがめぐってくるのを待つのみでしたね」。そして、最難関の8番。ここで「ピンが左だったんでドローめに。最高でしたね」というセカンドを5メートルにつけバーディ。この日のバーディはこの1つだけだったが、ここで悪い流れを完全に断ち切った。
後続がシビアなセッティングに浮沈を繰り返すのに対し、谷口は淡々とパーを重ねて1打差をキープしたまま最終ホールへ。最後は2段グリーンの上約15メートルにつけたが、「昨日の夕方、競技委員がボールを転がしているを見てたんで、これくらいで打てば止まるというのは大体わかっていた。2パットでおさめる自信はあった」と絶妙なタッチで30センチにピタリ。ド派手なガッツポーズをみせ、勝利を確信。1打差でグリーンサイドに待機していた深堀圭一郎も「谷口さんはさすがだね」と完敗を認めた。
「ベ・サンムンがいなかったら俺しかないやろ」と、賞金王獲りを狙って今季はシーズンインしたものの優勝争いもできずに3試合を消化。今大会も「思ったのと違う球がでたりとか、あまりにもかけ離れていたりとか、よくわからなくなっていた」とショットに不安を抱えたまま迎えていた。それでも、日替わりのショットに苦しみながら「レベルが違う」と豪語するショートゲームで栄冠を奪取。「(突如腰痛発症のため棄権した)去年は欠席みたいなもんやから、1年越しの2連覇ですよ」と復調を確信して舌もなめらかだ。