<ダイヤモンドカップゴルフ 最終日◇27日◇ザ・カントリークラブ・ジャパン(7,199ヤード・パー72)>
千葉県にあるザ・カントリークラブ・ジャパンで開催された、国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の最終日。単独首位からスタートした藤田寛之がトータル14アンダーで逃げ切り今季2勝目を挙げた。
今季5戦3勝!藤田、谷口、J・チョイ、輝き放つヤマハ契約プロ
「何回もだめかなと思った」。タイの新鋭キラデク・アフィバーンラトに追い上げられて迎えた後半。11番ではティショットがOBとなりダブルボギー。さらに、15番では9番アイアンで放ったセカンドがシャンクしてここもボールはOBゾーンに消えた。「OBはいいにしろ、シャンクが…2つのOBは少し情けない部分はある。てっぺんにいるというのが恥ずかしい」とドタバタした終盤に反省を口にした藤田だが、14番の8メートルを沈めたバーディパット、18番の227ヤードの3打目など要所で光るショットを繰り出して逃げ切りを成功させた。
これで藤田は40代になってから7勝目。ツアー通算13勝のうち半数を不惑を過ぎてからマークしたこととなる。それを支えているのは絶えることのない向上心と豊富な練習量だ。「僕はスーパースターじゃない。遼君みたいでもなく、普通のところから入って成長してきた」。転機となったのは海外メジャーに初めて出場した2005年。「メジャーに出ると、皆すごい。これじゃダメ、自分はもっとやらなきゃいけない」とこれまで以上に練習、トレーニングに励むようになった。その取り組みのすべてが、“普通の”プロをトッププロへと押し上げた。
「練習をやめるとそれ以上にはなれない。そこからが勝負だと思う。ゴルフはやるだけ上手くなる。自分は下手だからやるしかないですよね」。どこまでタイトルを積み重ねても謙虚に語る姿は確かに“スーパースター”という言葉は似合わないかもしれない。だが、そのどこまでも高みを目指す気持ちが、藤田をさらに大きな舞台へと導いていく。
千葉県にあるザ・カントリークラブ・ジャパンで開催された、国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の最終日。単独首位からスタートした藤田寛之がトータル14アンダーで逃げ切り今季2勝目を挙げた。
今季5戦3勝!藤田、谷口、J・チョイ、輝き放つヤマハ契約プロ
「何回もだめかなと思った」。タイの新鋭キラデク・アフィバーンラトに追い上げられて迎えた後半。11番ではティショットがOBとなりダブルボギー。さらに、15番では9番アイアンで放ったセカンドがシャンクしてここもボールはOBゾーンに消えた。「OBはいいにしろ、シャンクが…2つのOBは少し情けない部分はある。てっぺんにいるというのが恥ずかしい」とドタバタした終盤に反省を口にした藤田だが、14番の8メートルを沈めたバーディパット、18番の227ヤードの3打目など要所で光るショットを繰り出して逃げ切りを成功させた。
これで藤田は40代になってから7勝目。ツアー通算13勝のうち半数を不惑を過ぎてからマークしたこととなる。それを支えているのは絶えることのない向上心と豊富な練習量だ。「僕はスーパースターじゃない。遼君みたいでもなく、普通のところから入って成長してきた」。転機となったのは海外メジャーに初めて出場した2005年。「メジャーに出ると、皆すごい。これじゃダメ、自分はもっとやらなきゃいけない」とこれまで以上に練習、トレーニングに励むようになった。その取り組みのすべてが、“普通の”プロをトッププロへと押し上げた。
「練習をやめるとそれ以上にはなれない。そこからが勝負だと思う。ゴルフはやるだけ上手くなる。自分は下手だからやるしかないですよね」。どこまでタイトルを積み重ねても謙虚に語る姿は確かに“スーパースター”という言葉は似合わないかもしれない。だが、そのどこまでも高みを目指す気持ちが、藤田をさらに大きな舞台へと導いていく。