<日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 3日目◇2日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(7,313ヤード・パー71)>
国内男子メジャー「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」。2日目が雷雲接近の影響でサスペンデッドとなったため、第2ラウンドを8ホール残した川村昌弘は3日目に26ホールの長丁場をラウンドした。6時45分から第2ラウンドの続きをスタートした川村は、12番でアプローチの2度打ちでペナルティを受けダブルボギー。さらに、16番、18番とスコアを落としトータル6アンダー4位タイで第3ラウンドに進んだ。
LIVE写真館でこの日のラウンドを振り返る
しかし、今季すべての試合で予選通過と安定感をみせている18歳ルーキーはこの事態も想定済み。「スコアを落とすのは覚悟していました。朝早いスタートでそんなに上手くいくものじゃないと思っていたので」。ホールアウトから第3ラウンドスタートまでの約3時間にマッサージと睡眠、食事でリフレッシュして、新たな気持ちで1番ティからスタートした。
第3ラウンドは1番で幸先良くバーディを奪うと、5番でもバーディを奪い首位に浮上した同組の藤本佳則に肉薄。後半13番、14番と立て続けに短いパーパットを外し連続ボギーとしたものの、「2つボギーがきて良い意味で開き直れました。テンポ良くやっていたらそこから長いのが入ってくれた」とそこから4ホールで3つのバーディを奪取。最終ホールは約195ヤードのセカンドは、ピン80センチにつけるスーパーショットで「アゲインストに感じたので4番かなと思ったけど、力の入る場面なので、1つ下げてしっかり打ったら距離もいってくれましたね」と冷静なジャッジも冴えバーディフィニッシュを演出した。
トータル9アンダー2位タイで明日はプロとして初めて迎える最終日最終組。逆転優勝となれば、1928年の「日本オープン」で浅見緑蔵が樹立した19歳9か月7日の国内メジャー最年少優勝記録を塗り替えることとなる。それでも、当の川村にそうした数字やタイトルに対する気負いはない。「優勝争いで最終組ですから緊張はすると思います。でも、最後まであきらめず、集中して、粘り強くやれれば今後の大きな経験になると思う」。18歳の目はその先にある大きな目標を見据えている。
国内男子メジャー「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」。2日目が雷雲接近の影響でサスペンデッドとなったため、第2ラウンドを8ホール残した川村昌弘は3日目に26ホールの長丁場をラウンドした。6時45分から第2ラウンドの続きをスタートした川村は、12番でアプローチの2度打ちでペナルティを受けダブルボギー。さらに、16番、18番とスコアを落としトータル6アンダー4位タイで第3ラウンドに進んだ。
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しかし、今季すべての試合で予選通過と安定感をみせている18歳ルーキーはこの事態も想定済み。「スコアを落とすのは覚悟していました。朝早いスタートでそんなに上手くいくものじゃないと思っていたので」。ホールアウトから第3ラウンドスタートまでの約3時間にマッサージと睡眠、食事でリフレッシュして、新たな気持ちで1番ティからスタートした。
第3ラウンドは1番で幸先良くバーディを奪うと、5番でもバーディを奪い首位に浮上した同組の藤本佳則に肉薄。後半13番、14番と立て続けに短いパーパットを外し連続ボギーとしたものの、「2つボギーがきて良い意味で開き直れました。テンポ良くやっていたらそこから長いのが入ってくれた」とそこから4ホールで3つのバーディを奪取。最終ホールは約195ヤードのセカンドは、ピン80センチにつけるスーパーショットで「アゲインストに感じたので4番かなと思ったけど、力の入る場面なので、1つ下げてしっかり打ったら距離もいってくれましたね」と冷静なジャッジも冴えバーディフィニッシュを演出した。
トータル9アンダー2位タイで明日はプロとして初めて迎える最終日最終組。逆転優勝となれば、1928年の「日本オープン」で浅見緑蔵が樹立した19歳9か月7日の国内メジャー最年少優勝記録を塗り替えることとなる。それでも、当の川村にそうした数字やタイトルに対する気負いはない。「優勝争いで最終組ですから緊張はすると思います。でも、最後まであきらめず、集中して、粘り強くやれれば今後の大きな経験になると思う」。18歳の目はその先にある大きな目標を見据えている。