＜〜全英への道〜 ミズノオープン　事前情報◇20日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,356ヤード・パー71)＞

　国内男子ツアー「〜全英への道〜ミズノオープン」が、岡山県にあるJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台に21日(木)に開幕。今大会に主催者推薦で出場する松山英樹は、この日しっかりと最終調整を行い明日から始まる本戦に備えた。

　「ショットの調子は上がってきています」と話す松山。あえて不安材料を上げるとすればパッティングだ。「久しぶりのプロの試合。(グリーンが)速いのでどれだけ強く打てるか、怖がらずに打っていきたいですね」グリーンのスピードに戸惑う部分もあるが、好調なショットでチャンスにつけ、強気のパットでスコアを伸ばしていく考えだ。

　3月にタイで行われた「全英オープンアジア最終予選」では、首位にいながら終盤に大崩れ。出場権を逃してしまい「そこからマスターズでも同じことを繰り返した」と最終日に“80”を叩き、つかみかけていた2年連続ローアマチュアも獲り損ねてしまった。

　大事な場面で詰めの甘さが出てしまった松山。だが、今大会は「同じことを繰り返さないよう練習してきた」。2つの悔しさを晴らすべく今大会は“松山らしい”プレーで攻めていく。

　松山は予選ランドで小平智、18歳のルーキー川村昌弘と一緒にラウンド。初日は12時5分に10番ティからスタートする。