＜サン・クロレラ クラシック　3日目◇28日◇小樽カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー72)＞

　国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」の3日目。メジャー第3戦「全英オープン」で予選を通過した藤本佳則が、時差ボケに悩まされながらも尻上がりに調子を上げてきた。

「松山英樹の1打速報」で全ストロークを振り返る

　藤本は初日は“72”だったものの、2日目に“70”、そしてこの日は5バーディ・ノーボギーの“67”で回りトータル7アンダーの9位タイ。帰国直後は夜中に目が覚めてしまうなど、イギリスからの移動による時差ボケに苦しんでいたが、「昨日は夜中に目が覚めても眠れなくなるほどではなくなりましたね」と改善に向かい、ようやく本来の力を発揮しつつある。

　「疲れていても最低限予選通過はしないといけないし、これからもこのような状況があると思うのでしっかりプレーしていきたい」と、責任感とともに将来も見据えて強い気持ちで戦っている藤本。「ゴルフの調子はそもそも悪くないので、パッティングが入ってくれれば今日のようなスコアも出せる」と最終日の追撃にも自信をのぞかせた。

【3日目の順位】
1位：塚田好宣(-14)
2位T：キラデク・アフィバーンラト(-13)
2位T：ブレンダン・ジョーンズ(-13)
4位：イ・スンホ(-11)
5位：松山英樹(-10)※アマチュア
6位T：片山晋呉(-8)
6位T：パク・ウンシン(-8)
6位T：イ・キョンフン(-8)
9位T：藤本佳則(-7)他5名