＜アジアパシフィック パナソニックオープン　最終日◇23日◇東広野ゴルフ倶楽部(7,020ヤード・パー71)＞

　兵庫県にある東広野ゴルフ倶楽部で開催された、国内男子ツアー「アジアパシフィック パナソニックオープン」の最終日。24位タイでスタートした石川遼は、3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーと崩れて、トータル3アンダーでホールアウトした。

石川遼の1打速報でこの日のプレーを振り返る

　石川は3番パー3でティショットを池に入れてしまい、ダブルボギーを叩く苦しい立ち上がり。6番でチップインバーディを奪うも、8番ではティショットを曲げてしまいボギー。9番のバーディで前半を1オーバーで折り返すが、後半は11番、12番と連続ボギーを叩き後退。15番でバーディを奪い返すが、最終18番パー5は果敢に攻めたセカンドが池につかまりボギー。36位タイで4日間の競技を終えた。

　今大会は2日目こそショット、パットが噛み合い好スコアをマークしたが残り3日は精彩を欠いた。この日も終盤は良くなってきたが「前半はショットのタイミングが合わなかった」と思い通りのプレーができず、「練習するしかない」と自分自身に言い聞かせた。

　しばらく優勝争いから遠ざかっているが「悪くはない。気持ちの問題。良いモチベーションでプレーできれば良くなっていくと思います。来週に向けてしっかり良い準備をしたい」と前を向く石川。「終わり方は悪かったが気持ちを切り替えて、来週また良いプレーが出来ると思います」と意気込みを語った。