<キヤノンオープン 3日目◇6日◇戸塚カントリー倶楽部(7,191ヤード・パー72)>
トータル12アンダーで同組のハン・ジュンゴンと並んでホールアウトした石川遼は、アテストエリアに入るなり誰よりも早くスコアカードを提出した。石川は「流れですよ。ラッキーでした。そこまでやったら恥ずかしい」と笑顔で否定したが、スコアカードの提出順で決まる最終日の“ペアリング競争”に勝ち、3年連続の最終日最終組を手にした。
遼のこの日のプレーを1打速報で振り返る
その最終組を大きく引き寄せたのが13番パー5だ。残り約255ヤードのセカンドを、3番ウッドでピン左10メートルに2オン。「上って下って1メートルくらい右に曲がるライン」というイーグルパットをねじ込み、一気に単独3位に浮上した。さらに、16番パー5ではセカンドで直ドラを敢行すると、3打目を2メートルにつけてバーディ。「17番、18番は危なくていっぱいいっぱいの上がり」とその後はスコアを伸ばせなかったものの、首位と2打差の2位タイに浮上して3日目を終えた。
石川が池田勇太と最終日最終組を回るのは、09年の「コカ・コーラ東海クラシック」以来2度目。その時は自身が優勝を飾ったが、石川にとってアマチュア時代から憧れの池田は、お互いトッププロとして戦っている今でも尊敬の念を抱く存在だ。「ミスしないし、アイアンはピンを刺してくるし、自分より上と思わせるショットを打ってくる」。同組で優勝を争う中では「いい意味で怖い」と恐怖すら抱かせる。
だが、それでも池田と回ることに心は躍る。「やっているほうとしては戦いやすくはない。でも戦いたいと思わせる選手。(池田に)良いショットを打たれるのが気持ちよくなってくれば、本当の戦いだと思う」。それは09年の「コカ・コーラ東海クラシック」で最終ホールまでもつれた優勝争いの再現でもある。互いの良いパフォーマンスを引き出す極限の戦いへ。まずは2打差を追う前半から勝負をかける。
トータル12アンダーで同組のハン・ジュンゴンと並んでホールアウトした石川遼は、アテストエリアに入るなり誰よりも早くスコアカードを提出した。石川は「流れですよ。ラッキーでした。そこまでやったら恥ずかしい」と笑顔で否定したが、スコアカードの提出順で決まる最終日の“ペアリング競争”に勝ち、3年連続の最終日最終組を手にした。
遼のこの日のプレーを1打速報で振り返る
その最終組を大きく引き寄せたのが13番パー5だ。残り約255ヤードのセカンドを、3番ウッドでピン左10メートルに2オン。「上って下って1メートルくらい右に曲がるライン」というイーグルパットをねじ込み、一気に単独3位に浮上した。さらに、16番パー5ではセカンドで直ドラを敢行すると、3打目を2メートルにつけてバーディ。「17番、18番は危なくていっぱいいっぱいの上がり」とその後はスコアを伸ばせなかったものの、首位と2打差の2位タイに浮上して3日目を終えた。
石川が池田勇太と最終日最終組を回るのは、09年の「コカ・コーラ東海クラシック」以来2度目。その時は自身が優勝を飾ったが、石川にとってアマチュア時代から憧れの池田は、お互いトッププロとして戦っている今でも尊敬の念を抱く存在だ。「ミスしないし、アイアンはピンを刺してくるし、自分より上と思わせるショットを打ってくる」。同組で優勝を争う中では「いい意味で怖い」と恐怖すら抱かせる。
だが、それでも池田と回ることに心は躍る。「やっているほうとしては戦いやすくはない。でも戦いたいと思わせる選手。(池田に)良いショットを打たれるのが気持ちよくなってくれば、本当の戦いだと思う」。それは09年の「コカ・コーラ東海クラシック」で最終ホールまでもつれた優勝争いの再現でもある。互いの良いパフォーマンスを引き出す極限の戦いへ。まずは2打差を追う前半から勝負をかける。