＜キヤノンオープン　最終日◇7日◇戸塚カントリー倶楽部(7,191ヤード・パー72)＞

　戸塚カントリー倶楽部で開催された、国内男子ツアー「キヤノンオープン」の最終日。17歳の高校生アマチュア伊藤誠道が5番ホールでホールインワンを達成した。17歳1か月30日でのホールインワン達成は、資料が残る1985年以降でツアー最年少記録となる。

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　「風が右からで、ピンも右だったので(風に)ぶつけてやろうと」196ヤードを6番アイアンで放ったボールは、ピン手前に落ちてカップに消えた。「ホールインワンは17年間生きてきて2回目。国内では初めて」という会心のショットは、「そのあとはもうどうやって打っていいのかわからなくなっちゃって。右の山に行ったり、左に行ったり、最後は右の林だったり」と悪い影響も少なくなかったが、“67”をマークして一気に22位タイに食い込んだ。

　今季6試合目にして最上位フィニッシュを決めた伊藤は、来週の「日本オープン」出場後、10月30日(木)から太平洋クラブ＆アソシエイツ 益子コースで開催されるサードQTを受験予定。「あと1か月ないので、これから調整しないと」と前を見据えた。