＜日本オープン　最終日◇14日◇那覇ゴルフ倶楽部(7,176ヤード・パー71)＞

　地元沖縄の夢を背負って逆転優勝を目指した宮里優作は、最後の最後に力尽きた。15番で会心のバーディを奪って追い上げムードの終盤。16番ボギーで一歩後退したものの、バーディならまだプレーオフのチャンスが残る状況で18番を迎えた。

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　左のバンカーからのセカンドショットはアゴが近く難しいライ。「6番アイアンで打てば(アゴに)当たるのはわかっていたけど、バーディを獲らないといけない状況だったので、何とか乗せようと思って打った」。しかし、攻めの姿勢は結果につながらず最終ホールはトリプルボギー。トータル12オーバー4位タイで悲願のツアー初優勝はまたもお預けとなった。

　地元プロとして“ホスト”役も務めた今大会。「何とか大会を盛り上げたいと思ってやっていた」とその役割は十分に果たした。しかし、地元沖縄で悲願の初優勝というドラマを完結できないままのフィニッシュに、「もうちょっと盛り上げたかったですけどね」。最後は悔しさがにじんだ。


【最終結果】
優勝：久保谷健一(+8)
2位：ジュビック・パグンサン(+9)
3位：平塚哲二(+10)
4位T：呉阿順(+12)
4位T：キム・ドフン(+12)
4位T：宮里優作(+12)
7位T：松山英樹(+13)※アマチュア
7位T：宮里聖志(+13)
7位T：I・J・ジャン(+13)
10位T：池田勇太(+14)他2名