<ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目◇1日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>
国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3日目。トータル13アンダーからスタートした藤田寛之は、2つスコアを伸ばしトータル15アンダーでホールアウト。2位との差は6打に広がり独走態勢を維持して最終日を迎えることとなった。
藤田寛之のプロフィールなど
藤田が朝の練習場に足を踏み入れると、ギャラリーからざわめきが起こった。先に打ち込みを始めていた谷口徹とグレーのニットに黄色のパンツというコーディネートがまさかの“丸かぶり”。谷口も満面の笑みで「かぶっとるやないか!」と突っ込みを入れると大爆笑が巻き起こった。スタートホールでは同組の石川遼をしのぐ大声援。ホールアウト後の会見では石川も「今日は藤田さんのことしか話してないね」と苦笑いするなど、朝からホールアウトまで主役はやっぱり藤田だった。
7番までは快調にスコアを伸ばしたものの、迎えた8番3パットで今大会初のボギー。さらに、「イギリスかと思った。日本ではあまり経験がない」と藤田も目を丸くする天候の急変で9番から雨風が急激に強まると、スプーンで放ったセカンドをチョロしてボギー。天候と同様に藤田のゴルフに暗雲が漂い始めた。それでも、10番で3メートルのパーパットをしぶとく沈め悪い流れを断ち切ると、11番、13番とバーディでカムバック。終盤は1つスコアを落としたものの大差をキープしたまま54ホールを走りきった。
いよいよ2012年シーズン最後の18ホール。初の賞金王、大会3連覇、そしてマスターズ出場権を獲得する世界ランキング50位以内の確保など「もりだくさん」で最終日を迎える。「集大成ですね。てっぺんまで目標を突き詰めて、挑戦できている。あとはそれを目指していくだけ」。ゴルフの調子は決して絶好調で迎えるわけではないが、気持ちを奮い立たせて偉業への歩みを進めていく。
国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3日目。トータル13アンダーからスタートした藤田寛之は、2つスコアを伸ばしトータル15アンダーでホールアウト。2位との差は6打に広がり独走態勢を維持して最終日を迎えることとなった。
藤田寛之のプロフィールなど
藤田が朝の練習場に足を踏み入れると、ギャラリーからざわめきが起こった。先に打ち込みを始めていた谷口徹とグレーのニットに黄色のパンツというコーディネートがまさかの“丸かぶり”。谷口も満面の笑みで「かぶっとるやないか!」と突っ込みを入れると大爆笑が巻き起こった。スタートホールでは同組の石川遼をしのぐ大声援。ホールアウト後の会見では石川も「今日は藤田さんのことしか話してないね」と苦笑いするなど、朝からホールアウトまで主役はやっぱり藤田だった。
7番までは快調にスコアを伸ばしたものの、迎えた8番3パットで今大会初のボギー。さらに、「イギリスかと思った。日本ではあまり経験がない」と藤田も目を丸くする天候の急変で9番から雨風が急激に強まると、スプーンで放ったセカンドをチョロしてボギー。天候と同様に藤田のゴルフに暗雲が漂い始めた。それでも、10番で3メートルのパーパットをしぶとく沈め悪い流れを断ち切ると、11番、13番とバーディでカムバック。終盤は1つスコアを落としたものの大差をキープしたまま54ホールを走りきった。
いよいよ2012年シーズン最後の18ホール。初の賞金王、大会3連覇、そしてマスターズ出場権を獲得する世界ランキング50位以内の確保など「もりだくさん」で最終日を迎える。「集大成ですね。てっぺんまで目標を突き詰めて、挑戦できている。あとはそれを目指していくだけ」。ゴルフの調子は決して絶好調で迎えるわけではないが、気持ちを奮い立たせて偉業への歩みを進めていく。