<ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目◇1日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>
国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3日目。この日2つスコアを伸ばしトータル9アンダー2位タイに浮上した石川遼だったが、藤田寛之との6打差は縮まらないままホールアウト。充実の表情は見られなかった。
石川遼のプレーを「1打速報」で振り返る
「常に流れの中心にいたのは藤田さん。なかなか崩れないし、乱れない。手のひらで踊らされているような感じで、結構エネルギーを消耗するラウンドでした」。最終組でトーナメントリーダーと対峙した石川は、序盤からチャンスを決めきれず足踏みを続けると、藤田がバーディ先行で引き離しにかかる。
藤田は8番、9番と連続ボギーを叩いたが、そのわずかな隙にもつけこめず、10番で自らがボギー。その後3つのバーディで盛り返したものの、最終18番では「パーセーブなら最終組というのは知っていたけど、弱気な上がりになってしまった」と痛恨のボギー。目標に掲げていた最終日最終組も逃してしまった。
「追いかける立場の僕らがああいうプレーをしてしまうと、藤田さんからするとラクになる」とボギーフィニッシュを悔やんだが、「優勝は12、13アンダーくらいだと思っていた。そのはるか上にいるというのは想定外」と一人旅を続ける43歳には脱帽といった様子。「明日は出来るだけ6、7アンダーを目指していきたい」と意気込んだが、自力逆転優勝の可能性は薄く、藤田次第となりそうだ。
国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3日目。この日2つスコアを伸ばしトータル9アンダー2位タイに浮上した石川遼だったが、藤田寛之との6打差は縮まらないままホールアウト。充実の表情は見られなかった。
石川遼のプレーを「1打速報」で振り返る
「常に流れの中心にいたのは藤田さん。なかなか崩れないし、乱れない。手のひらで踊らされているような感じで、結構エネルギーを消耗するラウンドでした」。最終組でトーナメントリーダーと対峙した石川は、序盤からチャンスを決めきれず足踏みを続けると、藤田がバーディ先行で引き離しにかかる。
藤田は8番、9番と連続ボギーを叩いたが、そのわずかな隙にもつけこめず、10番で自らがボギー。その後3つのバーディで盛り返したものの、最終18番では「パーセーブなら最終組というのは知っていたけど、弱気な上がりになってしまった」と痛恨のボギー。目標に掲げていた最終日最終組も逃してしまった。
「追いかける立場の僕らがああいうプレーをしてしまうと、藤田さんからするとラクになる」とボギーフィニッシュを悔やんだが、「優勝は12、13アンダーくらいだと思っていた。そのはるか上にいるというのは想定外」と一人旅を続ける43歳には脱帽といった様子。「明日は出来るだけ6、7アンダーを目指していきたい」と意気込んだが、自力逆転優勝の可能性は薄く、藤田次第となりそうだ。