<日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills 初日◇20日◇宍戸ヒルズCC西C(7,402ヤード・パー72)>
国内男子メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」の予選ラウンドでは松山英樹と石川遼のプロ初対決が実現した。今季国内男子ツアーでめざましい活躍を見せる松山と米国で戦う石川の直接対決に熱い視線が注がれたが初日は松山2位タイに対して石川は最下位。はっきりと明暗が分かれる形となった。
石川遼、松山英樹のダブル1打速報で初日を振り返る!
初日、2人の明暗を分けたものは何だったのか。1つは松山と石川の互いに対しての意識の違いがある。松山は石川とのプロ初対決にもあくまで自分のゴルフに集中していた。これは「全米オープン」後の強行日程で練習ラウンドが不十分であり、普段よりもさらにコースに集中する気持ちが強かったことも理由として挙げられる。また松山はもともとの考え方として「気持ちは高ぶりすぎても良くない。常に普通どおりがいい」と考えており、石川とのラウンドでも“普通にプレー”していた。これは松山が毎試合優勝争いに絡んでくる強さの秘密でもある。
一方で石川はラウンド前から強く松山のことを意識していた。今季ここまで5戦2勝で賞金ランクを独走している松山のゴルフを「実際に見てみたい。一緒にまわれば強くなってる部分も見える」と話していた。自分のプレーに集中していないわけではないが、石川の意識の中には同組の松山が常にいた。めざましい活躍を見せる同年代のライバルへの対抗意識はやはり強かったのだろう。しかしそれ故にゴルフへの集中力に差が出てしまったのではないか。
また2人のゴルフ自体にも明確な違いが見えた。ほとんどの場合、シンプルに振りぬいたストレートボールで攻めていた松山に対し、石川はティショットで極端に低いボールを打ったりとやや自分からゴルフを難しくしてしまったようにも見えた。初日のコースコンディションは昨日に降った雨とラウンド途中から降り始めた霧雨の影響でめまぐるしく変化していた。こういう状況ではコースに対するマネジメントだけでもかなりの神経を費してしまう。松山の場合、ゴルフはあくまでシンプルにコースへの対応に集中したが、石川は自身のゴルフにも多大な神経を費やしてしまった。そこも2人の明暗を分けた要因と言えるだろう。
国内男子メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」の予選ラウンドでは松山英樹と石川遼のプロ初対決が実現した。今季国内男子ツアーでめざましい活躍を見せる松山と米国で戦う石川の直接対決に熱い視線が注がれたが初日は松山2位タイに対して石川は最下位。はっきりと明暗が分かれる形となった。
石川遼、松山英樹のダブル1打速報で初日を振り返る!
初日、2人の明暗を分けたものは何だったのか。1つは松山と石川の互いに対しての意識の違いがある。松山は石川とのプロ初対決にもあくまで自分のゴルフに集中していた。これは「全米オープン」後の強行日程で練習ラウンドが不十分であり、普段よりもさらにコースに集中する気持ちが強かったことも理由として挙げられる。また松山はもともとの考え方として「気持ちは高ぶりすぎても良くない。常に普通どおりがいい」と考えており、石川とのラウンドでも“普通にプレー”していた。これは松山が毎試合優勝争いに絡んでくる強さの秘密でもある。
一方で石川はラウンド前から強く松山のことを意識していた。今季ここまで5戦2勝で賞金ランクを独走している松山のゴルフを「実際に見てみたい。一緒にまわれば強くなってる部分も見える」と話していた。自分のプレーに集中していないわけではないが、石川の意識の中には同組の松山が常にいた。めざましい活躍を見せる同年代のライバルへの対抗意識はやはり強かったのだろう。しかしそれ故にゴルフへの集中力に差が出てしまったのではないか。
また2人のゴルフ自体にも明確な違いが見えた。ほとんどの場合、シンプルに振りぬいたストレートボールで攻めていた松山に対し、石川はティショットで極端に低いボールを打ったりとやや自分からゴルフを難しくしてしまったようにも見えた。初日のコースコンディションは昨日に降った雨とラウンド途中から降り始めた霧雨の影響でめまぐるしく変化していた。こういう状況ではコースに対するマネジメントだけでもかなりの神経を費してしまう。松山の場合、ゴルフはあくまでシンプルにコースへの対応に集中したが、石川は自身のゴルフにも多大な神経を費やしてしまった。そこも2人の明暗を分けた要因と言えるだろう。