ピンチをしのいだことで気持ちを切り替えた大堀は、続く16番を落ち着いてパー。そして迎えた17番パー5のティショットを確実にフェアウェイセンターに運ぶと、残り178ヤードから8アイアンで2オンに成功。2メートルのイーグルパットを沈めて一気に優勝戦線に浮上した。
後半に入った大堀は持ち味のストレートボールを武器に安定したゴルフを展開。2番パー4では3メートル、3番パー3では1ピンの距離を沈めて5アンダー、この時点で首位タイに浮上した。その後は、バーディを奪えずスコアカード通りに数字を並べたが、初日首位タイ発進とプロデビュー戦を最高の形でスタートさせた。
大堀といえば、松山英樹、石川遼と同じ1991年生まれの21歳。昨年「日本アマチュアゴルフ選手権」制して頭角を表してからは、ことあるごとに2人のスター選手と比較されてきた。この日も当然のように2人について記者からの質問が投げかけられたが、大堀から飛び出したのは力強い宣戦布告だった。
「今すぐに勝負して、やっつけたい気持ちです」
昨年8月の「関西オープン」では“遠い存在”、11月の「カシオワールドオープン」では“負けたくない”。2人に対して大堀が発する言葉はどちらかと言えば、控えめなものだったが、現在ではすぐにでも追いつき追い越したいと内なる闘志をたぎらせている。
とはいえ、大会はまだ初日を終えたばかり。大堀も「調子に乗るとダメなタイプなので、ぼちぼちやっていきます」と話し、マイペースにプレーしていく構えを見せた。新たなスター候補はひとまず燃え盛る闘志を内に秘め、静かに、しかし着実にライバルたちとの差を詰めていく。
後半に入った大堀は持ち味のストレートボールを武器に安定したゴルフを展開。2番パー4では3メートル、3番パー3では1ピンの距離を沈めて5アンダー、この時点で首位タイに浮上した。その後は、バーディを奪えずスコアカード通りに数字を並べたが、初日首位タイ発進とプロデビュー戦を最高の形でスタートさせた。
大堀といえば、松山英樹、石川遼と同じ1991年生まれの21歳。昨年「日本アマチュアゴルフ選手権」制して頭角を表してからは、ことあるごとに2人のスター選手と比較されてきた。この日も当然のように2人について記者からの質問が投げかけられたが、大堀から飛び出したのは力強い宣戦布告だった。
「今すぐに勝負して、やっつけたい気持ちです」
昨年8月の「関西オープン」では“遠い存在”、11月の「カシオワールドオープン」では“負けたくない”。2人に対して大堀が発する言葉はどちらかと言えば、控えめなものだったが、現在ではすぐにでも追いつき追い越したいと内なる闘志をたぎらせている。
とはいえ、大会はまだ初日を終えたばかり。大堀も「調子に乗るとダメなタイプなので、ぼちぼちやっていきます」と話し、マイペースにプレーしていく構えを見せた。新たなスター候補はひとまず燃え盛る闘志を内に秘め、静かに、しかし着実にライバルたちとの差を詰めていく。