今の状況は体が悪くなってアメリカから戻ってきて、そこに同じタイミングで加齢、衰えがきているという感じ。どの選手もたぶん30代に入って40歳にむかって、いい意味でスピードダウンしながら、スイングも少しずつ変えていかなければいけない。それが、僕の場合は体のこともあって一気にガクッと落ちてしまった。
僕はもともとスピードを上げてなんぼというゴルフだったんです。特にフォロースルーの先で打つタイプで、ボールの先でクラブを加速させていた。じゃあ、体が悪くなったらそーっと振ればいいと言うんですけど、それができないんです。僕はスピードを上げることしかできない。それでゴルフを組み立てていたので。でも、今は体がそれについていかない。
40歳過ぎて、体自体はボロボロで50歳、60歳だと理解できているんです。でも、脳は20代、30代でとまっている。昔投げられた150キロがでるわけないのに、今も投げられると思っている感じ。運動会のお父さん状態ですよね。
その自分の脳と体のギャップが一番手ごわいんです。右から大きなフックボールなんてもう打てるわけないのに、脳は違っている。なので、今は脳と体の距離感を詰める作業をしている最中。でも、言葉で言うのは簡単だけど、その作業は相当大変で苦労しているのが現状ですね。
アメリカの最後の方はほとんど予選落ちだし、もうゴルフ場に行きたくないというときもあった。それでもアメリカでは来週急に“ポーン”といくかもという思いで戦っていたけど、日本に帰ってきてからは本当に記憶がない日もあったくらいでした。
イップス的な症状もでて、その中でなまじ戦ってしまったからよけいメンタル的にやられたこともありました。でも、そういうのも自分の中で少しずつ認められるようになった。完治はしないと思うけど、受け皿もできてきたので、前に進んでいると思える状況にはなっている。
僕はもともとスピードを上げてなんぼというゴルフだったんです。特にフォロースルーの先で打つタイプで、ボールの先でクラブを加速させていた。じゃあ、体が悪くなったらそーっと振ればいいと言うんですけど、それができないんです。僕はスピードを上げることしかできない。それでゴルフを組み立てていたので。でも、今は体がそれについていかない。
40歳過ぎて、体自体はボロボロで50歳、60歳だと理解できているんです。でも、脳は20代、30代でとまっている。昔投げられた150キロがでるわけないのに、今も投げられると思っている感じ。運動会のお父さん状態ですよね。
その自分の脳と体のギャップが一番手ごわいんです。右から大きなフックボールなんてもう打てるわけないのに、脳は違っている。なので、今は脳と体の距離感を詰める作業をしている最中。でも、言葉で言うのは簡単だけど、その作業は相当大変で苦労しているのが現状ですね。
アメリカの最後の方はほとんど予選落ちだし、もうゴルフ場に行きたくないというときもあった。それでもアメリカでは来週急に“ポーン”といくかもという思いで戦っていたけど、日本に帰ってきてからは本当に記憶がない日もあったくらいでした。
イップス的な症状もでて、その中でなまじ戦ってしまったからよけいメンタル的にやられたこともありました。でも、そういうのも自分の中で少しずつ認められるようになった。完治はしないと思うけど、受け皿もできてきたので、前に進んでいると思える状況にはなっている。