<中日クラウンズ 最終日◇4日◇名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース(6,545ヤード・パー70)>
首位のキム・ヒョンソン(韓国)と3打差の3位タイから出た石川遼。逆転優勝を狙い早めにヒョンソンを捉えたかったところだが、両者とも6番までパー。本来の姿となった和合で息詰まる戦いが続く。
遼、強風に苦しむも3位Tで最終日へ「最低限のことはできた」
明暗が分かれたのは7番パー3。9番アイアンでのティショットは風に流され左奥のバンカーに。ライは球が上げにくい左足下がり、「パーをとるためにギリギリのところに打った」一打は距離が足りずにバンカーに逆戻り。3打目はピンから5メートルにオンしたが、そこから2パットでダブルボギーに。石川のティショットを見て右からのフォローの風が強いことを知ったヒョンソンは、それを計算に入れたショットでベタピンにつけバーディ。差は一気に6打差まで開いてしまった。
風も吹き荒れ、難易度を増した和合。追いかけるには辛い展開となったが石川は8番で5メートルのカラーからのパットを入れピンチをしのぐと力強いガッツポーズ。9番ではバーディを奪い、執念を見せるが折り返した10番では3パットのボギーを叩いてしまう。そこからも懸命にヒョンソンの背中を追い、15番パー5では直ドラ、16番ではワンオンを狙うなど積極的なプレーを見せたが追いつくことはできず、この日2つスコアを落としトータル4アンダーでホールアウト。7打差の5位タイに終わった。
「どっちが先にミスをするのか」という展開の中での痛恨のダボ。この日は「流れがまったくこなかった」と唇を噛んだ。優勝したヒョンソンに関しては「本当に粘り強いゴルフをしていた。7番では判断材料をあげてしまったけど、それをできるのも素晴らしいこと。長いパーパットをいくつも決めていたし、今日はヒョンソンの日だった」と賛辞をおくった。
首位のキム・ヒョンソン(韓国)と3打差の3位タイから出た石川遼。逆転優勝を狙い早めにヒョンソンを捉えたかったところだが、両者とも6番までパー。本来の姿となった和合で息詰まる戦いが続く。
遼、強風に苦しむも3位Tで最終日へ「最低限のことはできた」
明暗が分かれたのは7番パー3。9番アイアンでのティショットは風に流され左奥のバンカーに。ライは球が上げにくい左足下がり、「パーをとるためにギリギリのところに打った」一打は距離が足りずにバンカーに逆戻り。3打目はピンから5メートルにオンしたが、そこから2パットでダブルボギーに。石川のティショットを見て右からのフォローの風が強いことを知ったヒョンソンは、それを計算に入れたショットでベタピンにつけバーディ。差は一気に6打差まで開いてしまった。
風も吹き荒れ、難易度を増した和合。追いかけるには辛い展開となったが石川は8番で5メートルのカラーからのパットを入れピンチをしのぐと力強いガッツポーズ。9番ではバーディを奪い、執念を見せるが折り返した10番では3パットのボギーを叩いてしまう。そこからも懸命にヒョンソンの背中を追い、15番パー5では直ドラ、16番ではワンオンを狙うなど積極的なプレーを見せたが追いつくことはできず、この日2つスコアを落としトータル4アンダーでホールアウト。7打差の5位タイに終わった。
「どっちが先にミスをするのか」という展開の中での痛恨のダボ。この日は「流れがまったくこなかった」と唇を噛んだ。優勝したヒョンソンに関しては「本当に粘り強いゴルフをしていた。7番では判断材料をあげてしまったけど、それをできるのも素晴らしいこと。長いパーパットをいくつも決めていたし、今日はヒョンソンの日だった」と賛辞をおくった。