<〜全英への道〜ミズノオープン 3日目◇31日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,382ヤード・パー72)>
トータル9アンダー首位タイからスタートした岩田寛は3バーディ・4ボギーの“73”で1つスコアを落としトータル8アンダーでフィニッシュ。首位に立った張棟圭(韓国)とは4打差の3位で最終日を迎える。
“一撃必殺”から脱却した“新生”岩田寛
今季序盤の好調そのままに予選ラウンドを好位置で終えた岩田。この日も朝の練習場で確かな手ごたえを得て最終組での戦いに挑んだ。しかし、「朝イチのティショットからしばらくしていないようなミスをした」と左に引っ掛けるミスショット。違和感を抱えたままスタートすると、2番はバーディとしたものの7番でも左に曲げて池に落としボギーとした。
「ずっと左ばっかりで難しかった」と後半も11番パー5でバーディのあと12番からは3連続ボギー。同組の張との差はみるみる広がり、これまでの岩田だったら切れてゲームを投げ出してもおかしくない場面だ。しかし、15番ではティショットを冷静にアイアンで刻んで連続ボギーをストップ。「あれで10位とかまで落ちてたらキレてたかもしれない」と笑ったが、いったん冷静になると、ショットの乱れの原因を“力み”に見出し終盤は安定感を取り戻した。
最終ホールでは冷静なマネジメントも見せた。左手前のピンを狙ったセカンドショットは「4番で打ちたかったけど、左のバンカーに入れると無理なので3番で右目に狙った」。ボールは想定よりも右に出たものの、グリーン周りからのアプローチを寄せてバーディフィニッシュ。最後まで冷静さを保った岩田に今週バッグを担いでいる宮崎キャディも「全然今までと違う。キレないですよね」と成長を認めた。
トータル9アンダー首位タイからスタートした岩田寛は3バーディ・4ボギーの“73”で1つスコアを落としトータル8アンダーでフィニッシュ。首位に立った張棟圭(韓国)とは4打差の3位で最終日を迎える。
“一撃必殺”から脱却した“新生”岩田寛
今季序盤の好調そのままに予選ラウンドを好位置で終えた岩田。この日も朝の練習場で確かな手ごたえを得て最終組での戦いに挑んだ。しかし、「朝イチのティショットからしばらくしていないようなミスをした」と左に引っ掛けるミスショット。違和感を抱えたままスタートすると、2番はバーディとしたものの7番でも左に曲げて池に落としボギーとした。
「ずっと左ばっかりで難しかった」と後半も11番パー5でバーディのあと12番からは3連続ボギー。同組の張との差はみるみる広がり、これまでの岩田だったら切れてゲームを投げ出してもおかしくない場面だ。しかし、15番ではティショットを冷静にアイアンで刻んで連続ボギーをストップ。「あれで10位とかまで落ちてたらキレてたかもしれない」と笑ったが、いったん冷静になると、ショットの乱れの原因を“力み”に見出し終盤は安定感を取り戻した。
最終ホールでは冷静なマネジメントも見せた。左手前のピンを狙ったセカンドショットは「4番で打ちたかったけど、左のバンカーに入れると無理なので3番で右目に狙った」。ボールは想定よりも右に出たものの、グリーン周りからのアプローチを寄せてバーディフィニッシュ。最後まで冷静さを保った岩田に今週バッグを担いでいる宮崎キャディも「全然今までと違う。キレないですよね」と成長を認めた。