「今季3勝目というのが信じられない」。圧巻のラウンドを終えた藤田は驚きの表情でこの日のプレーを振り返った。今季の藤田はシーズン開幕前から左肩の痛みに悩まされ、今週始めにも痛み止めの注射を打ったばかり。その甲斐あってか、大会期間中に痛みを感じる場面は少なかったようだが、過酷なセッティングの中で戦うことを考えればかなり厳しい状況だと言えるだろう。「結果がついているのが驚き」と藤田が話すのも頷ける。
しかし、痛みを軽減するために取り組んでいるスイング修正が結果として、安定したフェードボールにつながるなど、怪我が奏功した側面があるのもたしか。また、今季途中からコンビを組んでいるピーター・ブルース氏との息もぴったりで、安定したショットと堅実なコースマネジメント、そして藤田らしい粘り強さを武器に今大会の優勝をもぎ取った。
今大会の優勝賞金3000万円を加算した藤田は賞金ランキング1位に浮上。まだシーズン半ばで残り試合数も多いが、2012年シーズンに続く2度目の賞金王を獲得も現実味を帯びてきた。藤田は「まだ時期が早い。あと5000万円は稼がないと…」と話したが、一方で、「1度経験したから、(賞金王が)ゴルファーにとって最大の勲章であることがわかった。前回より欲しい気持ちが強い」と賞金王獲得へ意欲は十分。「しっかりプレーしていかなきゃいけませんね」と残るトーナメントでの活躍を誓った。
しかし、痛みを軽減するために取り組んでいるスイング修正が結果として、安定したフェードボールにつながるなど、怪我が奏功した側面があるのもたしか。また、今季途中からコンビを組んでいるピーター・ブルース氏との息もぴったりで、安定したショットと堅実なコースマネジメント、そして藤田らしい粘り強さを武器に今大会の優勝をもぎ取った。
今大会の優勝賞金3000万円を加算した藤田は賞金ランキング1位に浮上。まだシーズン半ばで残り試合数も多いが、2012年シーズンに続く2度目の賞金王を獲得も現実味を帯びてきた。藤田は「まだ時期が早い。あと5000万円は稼がないと…」と話したが、一方で、「1度経験したから、(賞金王が)ゴルファーにとって最大の勲章であることがわかった。前回より欲しい気持ちが強い」と賞金王獲得へ意欲は十分。「しっかりプレーしていかなきゃいけませんね」と残るトーナメントでの活躍を誓った。