事実、「ウチの試合」と公言してきた「ブリヂストンオープン」や、連覇を狙う「マイナビABC選手権」などプライオリティが高い試合は他にもある。だが、男気あふれる選手会長はキャディのためにも、この日本最高峰タイトルへ照準を定めた。優勝を決める10センチのウィニングパットを流し込むと、福田キャディに「おめでとう」。優勝者スピーチでそのエピソードを口にすると、これまでの2人の歩みを思い出し言葉が詰まった。
ビッグタイトルを手にしたことで、今後の海外進出や次なるステージへの期待も膨らんでいく。だが、海の向こうへ思いを「夢としてはある」としながらも、まずは目の前の試合に全力を注いでいく姿勢は変わらない。「まずは日本でもっと強い池田勇太を作ってから行きたいというのはある。2勝、3勝として賞金王を獲って鳴り物入りで向こうに行きたい」
2年連続最多勝を獲った09年、10年。海外メジャーにも次々と参戦した池田勇太の快進撃の始まりは、ツアー初優勝の「日本プロゴルフ選手権」だった。勝ちまくった自分を取り戻すために。このメジャータイトルは新生・池田勇太のスタートだ。
ビッグタイトルを手にしたことで、今後の海外進出や次なるステージへの期待も膨らんでいく。だが、海の向こうへ思いを「夢としてはある」としながらも、まずは目の前の試合に全力を注いでいく姿勢は変わらない。「まずは日本でもっと強い池田勇太を作ってから行きたいというのはある。2勝、3勝として賞金王を獲って鳴り物入りで向こうに行きたい」
2年連続最多勝を獲った09年、10年。海外メジャーにも次々と参戦した池田勇太の快進撃の始まりは、ツアー初優勝の「日本プロゴルフ選手権」だった。勝ちまくった自分を取り戻すために。このメジャータイトルは新生・池田勇太のスタートだ。