<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇3日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日、石川遼は今季の賞金王を戴冠した中島啓太と、蟬川泰果の勢いある若手2人と最終組で優勝を争った。高校1年生だった2007年の「マンシングウェアオープンKSBカップ」で15歳8カ月の史上最年少優勝を果たして一躍時の人となり、2009年には年間4勝を挙げて史上最年少賞金王を獲得するなど、若くしてスター階段を昇りつめた石川も今年で32歳。10歳近く若い中島(23歳)、蟬川(22歳)のプレーは石川の目にどう映ったのか。
「2人とも来年期待しています」石川遼が海外に挑戦する中島啓太、蝉川泰果にエール
石川遼が海外ツアーに挑戦する“後輩”たちへエールを送った。
配信日時:2023年12月3日 22時32分
<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇3日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日、石川遼は今季の賞金王を戴冠した中島啓太と、蟬川泰果の勢いある若手2人と最終組で優勝を争った。高校1年生だった2007年の「マンシングウェアオープンKSBカップ」で15歳8カ月の史上最年少優勝を果たして一躍時の人となり、2009年には年間4勝を挙げて史上最年少賞金王を獲得するなど、若くしてスター階段を昇りつめた石川も今年で32歳。10歳近く若い中島(23歳)、蟬川(22歳)のプレーは石川の目にどう映ったのか。
若手とのラウンドに「めっちゃ楽しかったです」と刺激を貰った。そして「選手としての総合力が 2 人とも高い。今日は南からの風。難しい方の風が吹いた。18 番はアゲインストになる。難しいコンディションになっても、二人は崩れない。素晴らしいプレーをずっとしていた。たまたまうまくいっている 2 人ではないので」と、勢いだけではない技術の高さを肌で感じていた。
また、「ティショットが 2人とも安定している。飛距離も出ている」と安定した”飛び”にも感心する。決して石川も飛ばないわけではないが、今季のドライビングディスタンスを見てみると、蟬川が6位(306.57ヤード)、中島が10位(304.15ヤード)、石川が13位(301.45ヤード)という順位。実際に最終日もアウトドライブされる場面が多く見られ、「その中でマネジメントをしっかりしながらコツコツと頑張っていければと思っていた」と自分のゴルフを貫いた。
そして、米下部コーン・フェリーツアーの最終予選会(12月14~17日、米フロリダ州TPCソーグラス)に挑戦する中島へ「来週出発してファイナル受けるので、すごく応援しています。短期決戦になるので、QT 会場のゴルフ場に対してアジャストしていかないといけないし、体のコンディションも調整していなかいといけない。厳しい戦いなると思うけど、応援している。実力的には十分やれる力を持っている選手だと思う」と米ツアーの厳しさを知る石川なりのアドバイスも。最後に「2人とも来年期待しています」と後輩のさらなる躍進に向けてエールを送り、シーズンは幕を閉じた。(文・齊藤啓介)
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