4日、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長が都内のホテルで退任会見を行った。
プロ通算85勝を誇る青木会長は、前会長の海老沢勝二氏の退任に伴い2016年にJGTOの第4代会長に就任。男子ツアーの人気回復を図り、そこから4期8年の長期政権を築いたが、3月1日に退任を発表していた。
その途中に、“AO”の盟友であるジャンボこと尾崎将司がJGTOの副会長として入閣するのではないかと憶測があった。
「一時はあったと思うけれど…。やっぱりジャンボは、こうして皆さんの前でしゃべることがあまり好きではないと知っていた。じゃあ、『ジャンボがやらないなら私がやりますよ』というような形でなった」とその舞台裏を明かした。
現役時代から2人は、名勝負を繰り広げ日本の男子ゴルフ界を盛り上げてきた。「やっぱりジャンボとはゴルフ仲間。ジャンボは嫌うかもしれないけど、『生涯ライバル』です。そういう意味では、2人ともここにいたらどっちかが駄目になっちゃう。年齢的なことを考えても、私が先にやってよかったなと思う」と話した。
最後に、「これからも男子ツアーを応援してくださいね、よろしくお願いします。ありがとうございました」と言い残し、青木会長は会見場を去った。