<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 3日目◇4日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(7,384ヤード・パー71)>
「朝のパッティンググリーンで青木会長が“今日はムービングポジション”といっていたのに難しいな」とホールアウト後にボヤキつつも、『日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills』3日目を4バーディ・1ボギー・1ダブルボギー“70”でラウンドし、1つスコアを伸ばした藤田寛之。1年以上優勝から遠ざかっている元賞金王が、首位と2打差のトータル1オーバー・4位タイと優勝を狙える位置で最終日を迎えることとなった。
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1番から7mのバーディパットを沈め、2番パー5でも奪取し、ムービングデーらしい雰囲気でスタートするも、5番で先の2バーディを帳消しにするダブルボギー。それでも続く6番ですぐさま1つ戻せたことで「気持ち的にも落ち着きました」と持ちなおし、後半も13番のバーディ奪取でトータルイーブンに戻す。だが終盤にはまだまだ試練が待っていた。
615ヤード・15番パー5でボギーとすると、最難関の17番ではティショットを左ラフに。2打目はピンまで199ヤードに加え池の脅威もちらつく状況で藤田の選択は3打目勝負のレイアップ。「“6番アイアンで打てるかな”と思いましたが、意外に芝が元気で…正解でしたね」との言葉通り、残り134ヤードの3打目をピン右手前3mに落とすとしっかりとパーセーブし、ガッツポーズ。「勝負どころのパッティングが最近良くない。決まってくると自信につながりますよね」とシビれるパットを見せると、2日目にダブルボギーを叩いた最終18番もパーで乗り切った。
耐えて耐えて掴んだ好位置での最終日。「この位置でプレーすることが今の自分には必要だと思っている。プレッシャーがあるなかで自分のゴルフを出すってことをできるか。チャレンジできるか…」。ナイスショット、スーパーショットはいらない。最終日もいかに精神的にも己と勝負できるかが優勝のカギになるが、勝つために必要なプレーを体現できたのがこの日の17番だった。
「朝のパッティンググリーンで青木会長が“今日はムービングポジション”といっていたのに難しいな」とホールアウト後にボヤキつつも、『日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills』3日目を4バーディ・1ボギー・1ダブルボギー“70”でラウンドし、1つスコアを伸ばした藤田寛之。1年以上優勝から遠ざかっている元賞金王が、首位と2打差のトータル1オーバー・4位タイと優勝を狙える位置で最終日を迎えることとなった。
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1番から7mのバーディパットを沈め、2番パー5でも奪取し、ムービングデーらしい雰囲気でスタートするも、5番で先の2バーディを帳消しにするダブルボギー。それでも続く6番ですぐさま1つ戻せたことで「気持ち的にも落ち着きました」と持ちなおし、後半も13番のバーディ奪取でトータルイーブンに戻す。だが終盤にはまだまだ試練が待っていた。
615ヤード・15番パー5でボギーとすると、最難関の17番ではティショットを左ラフに。2打目はピンまで199ヤードに加え池の脅威もちらつく状況で藤田の選択は3打目勝負のレイアップ。「“6番アイアンで打てるかな”と思いましたが、意外に芝が元気で…正解でしたね」との言葉通り、残り134ヤードの3打目をピン右手前3mに落とすとしっかりとパーセーブし、ガッツポーズ。「勝負どころのパッティングが最近良くない。決まってくると自信につながりますよね」とシビれるパットを見せると、2日目にダブルボギーを叩いた最終18番もパーで乗り切った。
耐えて耐えて掴んだ好位置での最終日。「この位置でプレーすることが今の自分には必要だと思っている。プレッシャーがあるなかで自分のゴルフを出すってことをできるか。チャレンジできるか…」。ナイスショット、スーパーショットはいらない。最終日もいかに精神的にも己と勝負できるかが優勝のカギになるが、勝つために必要なプレーを体現できたのがこの日の17番だった。