<ダンロップ・スリクソン福島オープン 最終日◇24日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(6,961ヤード ・パー72)>
年に一度の東北での戦い。今年は若武者の笑顔が咲いた。福島県にあるグランディ那須白河ゴルフクラブを舞台に開催された「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で初優勝を飾ったのは22歳の時松隆光だった。
国内男子ツアーフォトギャラリー
2位に5打差をつけて迎えた最終日。「余裕がある」からこそ緊張感が押し寄せた。4番でバーディを先行させたものの、5番からはピンチの連続。6番の2打目はOBぎりぎり、7番でも大きく曲げるなど4連続で2mのパーパットを残した。「前半はバタバタしちゃいましたね」。それでも立て続けに際どい距離を沈めて、2打差で折り返した。
後半は出だしでボギーを叩いたものの、次の11番でバウンスバック。流れを引き戻すと13、14番と連続バーディ、さらに17番では寄せにいったというバーディパットがそのままカップイン。追いかけてくる岩本高志を一気に振り切り、昨年プラヤド・マークセン(タイ)を1打上回るトーナメントレコードのトータル25アンダーで栄冠を手にした。
とはいえ18番で待っていてくれた仲間に水をかけられても、初めての勝利は「まだ実感がない」というのが本音。今後に向けても「2勝目」というよりは「これでQTに行かなくていいんだ」という安堵のほうが大きい。
年に一度の東北での戦い。今年は若武者の笑顔が咲いた。福島県にあるグランディ那須白河ゴルフクラブを舞台に開催された「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で初優勝を飾ったのは22歳の時松隆光だった。
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2位に5打差をつけて迎えた最終日。「余裕がある」からこそ緊張感が押し寄せた。4番でバーディを先行させたものの、5番からはピンチの連続。6番の2打目はOBぎりぎり、7番でも大きく曲げるなど4連続で2mのパーパットを残した。「前半はバタバタしちゃいましたね」。それでも立て続けに際どい距離を沈めて、2打差で折り返した。
後半は出だしでボギーを叩いたものの、次の11番でバウンスバック。流れを引き戻すと13、14番と連続バーディ、さらに17番では寄せにいったというバーディパットがそのままカップイン。追いかけてくる岩本高志を一気に振り切り、昨年プラヤド・マークセン(タイ)を1打上回るトーナメントレコードのトータル25アンダーで栄冠を手にした。
とはいえ18番で待っていてくれた仲間に水をかけられても、初めての勝利は「まだ実感がない」というのが本音。今後に向けても「2勝目」というよりは「これでQTに行かなくていいんだ」という安堵のほうが大きい。