<フジサンケイクラシック 最終日◇4日◇富士桜カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー71)>
自身初の2週連続優勝はお預けとなった。国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」は最終ラウンドを行い、トータル3アンダーの5位タイからスタートした石川遼は4バーディ・3ボギーの“70”でスコアを1つ伸ばしたものの、終始首位をとらえることはできずトータル4アンダーの2位タイに終わった。優勝はトータル7アンダーのチョ・ミンギュ(韓国)。
国内男子ツアーを特選フォトでプレーバック
5打差を追いかけて出た1番ホールは、ティショットが大きく右に出て林に消えた。明らかなミスショットに石川自身も思わず苦笑いを浮かべた一打は、優勝争いを見ようと詰めかけたギャラリーからも悲鳴に近いため息も引き出した。「今日の出だしのミスは昨日のミスが残っていて、良くなっていないんじゃないかと半信半疑だった。そのミスが一番で出て苦しい出だしになってしまった」。6番ではフェアウェイから直ドラを試みるもダフリ気味に入って大きくショートするなど気合いも空回りした。
それでもこの日全体を振り返ると「ショットはそんなに悪くなかったと思う」と結果には表れない手ごたえはつかんでいた。ショット後に思わず声が出る場面が多かったが、「声が出る時はしっかりスイングできている時。余裕がないときは少しのミスはまぁいいやと思ってしまうけど、打った瞬間に“早く落ちろ!”とか言えるのは距離感が出ている証拠」と疲労から淡々とプレーを続けるだけになった前日とは打って変わって、この日はボールに力を込め続け、悪い流れの中でも上がり2ホールの連続バーディにつなげて見せた。
結果は2位タイだが、最終ラウンドは「トップとの順位が縮まることがなかったので」と優勝争いに絡むことなく終わった。それでも、「この2週間は思ったよりも収穫があった。コンディショニングのところでもそうだし、こういう最終組に近いところでスタートしてプレーすることを想定して練習してるので。自信を持てていないなりにはこの順位は悪くない」と4日間を上位で回りきったことには合格点。何より連戦の中で復帰直後の体がどう変化するかを感じ取れたことは大きな意味を持ちそうだ。
自身初の2週連続優勝はお預けとなった。国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」は最終ラウンドを行い、トータル3アンダーの5位タイからスタートした石川遼は4バーディ・3ボギーの“70”でスコアを1つ伸ばしたものの、終始首位をとらえることはできずトータル4アンダーの2位タイに終わった。優勝はトータル7アンダーのチョ・ミンギュ(韓国)。
国内男子ツアーを特選フォトでプレーバック
5打差を追いかけて出た1番ホールは、ティショットが大きく右に出て林に消えた。明らかなミスショットに石川自身も思わず苦笑いを浮かべた一打は、優勝争いを見ようと詰めかけたギャラリーからも悲鳴に近いため息も引き出した。「今日の出だしのミスは昨日のミスが残っていて、良くなっていないんじゃないかと半信半疑だった。そのミスが一番で出て苦しい出だしになってしまった」。6番ではフェアウェイから直ドラを試みるもダフリ気味に入って大きくショートするなど気合いも空回りした。
それでもこの日全体を振り返ると「ショットはそんなに悪くなかったと思う」と結果には表れない手ごたえはつかんでいた。ショット後に思わず声が出る場面が多かったが、「声が出る時はしっかりスイングできている時。余裕がないときは少しのミスはまぁいいやと思ってしまうけど、打った瞬間に“早く落ちろ!”とか言えるのは距離感が出ている証拠」と疲労から淡々とプレーを続けるだけになった前日とは打って変わって、この日はボールに力を込め続け、悪い流れの中でも上がり2ホールの連続バーディにつなげて見せた。
結果は2位タイだが、最終ラウンドは「トップとの順位が縮まることがなかったので」と優勝争いに絡むことなく終わった。それでも、「この2週間は思ったよりも収穫があった。コンディショニングのところでもそうだし、こういう最終組に近いところでスタートしてプレーすることを想定して練習してるので。自信を持てていないなりにはこの順位は悪くない」と4日間を上位で回りきったことには合格点。何より連戦の中で復帰直後の体がどう変化するかを感じ取れたことは大きな意味を持ちそうだ。