<ANAオープン 最終日◇18日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「ANAオープン」の最終日。首位から出たブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)がこの日2つスコアを伸ばし、トータル18アンダーで3年ぶりとなるツアー通算14勝目を挙げた。
左手首の再手術から2年、歓喜の復活Vとなった
13年のこの大会2日目、15番のラフで左手首の靭帯を痛めてしまったジョーンズ。その年の11月に手術を受けるも治らず、14年の5月には2回目の手術を受け約1年間まともにプレーできなかった。その間に若い選手たちもメキメキと力をつけ、これまで13勝を挙げてきた“相棒”長尺パターもアンカリング規正で今年から使えなくなった。
昨年はプライベートで「自分の過去のマネジメント会社の税金未納問題や、母親の健康問題もあって、大変な1年。ゴルフに集中できなかった」。オーストラリアの税務署に追徴課税もかけられ、約1億5千万を払うことに。しかも、母のマーガレットさんは脳腫瘍と肺癌という深刻な病気に。不幸が重なった。毎年のように勝ち星を積み上げ、日本ツアーの外国人選手では生涯獲得賞金No.1の実力者も「もう勝てないのではないか」と思ってしまう日々が続いた。
だが、「両方とも今は解決して、今年はコースにいるのがハッピーになった」。プライベートのごたごたを片付け、やっとゴルフができる環境が整った。今月は自分のプレーに手ごたえを感じていたが、「予選は良くても週末にうまくできず、平均的な順位」が続いた。フラストレーションが溜まる日々だったが、昨年よりも気持ちは前向きになり、「今週ですべて変わった。ショットもパットもすべて良かった。ファンタスティックな気分だ」。自分のプレーに完全に自信を取り戻すことができた。
国内男子ツアー「ANAオープン」の最終日。首位から出たブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)がこの日2つスコアを伸ばし、トータル18アンダーで3年ぶりとなるツアー通算14勝目を挙げた。
左手首の再手術から2年、歓喜の復活Vとなった
13年のこの大会2日目、15番のラフで左手首の靭帯を痛めてしまったジョーンズ。その年の11月に手術を受けるも治らず、14年の5月には2回目の手術を受け約1年間まともにプレーできなかった。その間に若い選手たちもメキメキと力をつけ、これまで13勝を挙げてきた“相棒”長尺パターもアンカリング規正で今年から使えなくなった。
昨年はプライベートで「自分の過去のマネジメント会社の税金未納問題や、母親の健康問題もあって、大変な1年。ゴルフに集中できなかった」。オーストラリアの税務署に追徴課税もかけられ、約1億5千万を払うことに。しかも、母のマーガレットさんは脳腫瘍と肺癌という深刻な病気に。不幸が重なった。毎年のように勝ち星を積み上げ、日本ツアーの外国人選手では生涯獲得賞金No.1の実力者も「もう勝てないのではないか」と思ってしまう日々が続いた。
だが、「両方とも今は解決して、今年はコースにいるのがハッピーになった」。プライベートのごたごたを片付け、やっとゴルフができる環境が整った。今月は自分のプレーに手ごたえを感じていたが、「予選は良くても週末にうまくできず、平均的な順位」が続いた。フラストレーションが溜まる日々だったが、昨年よりも気持ちは前向きになり、「今週ですべて変わった。ショットもパットもすべて良かった。ファンタスティックな気分だ」。自分のプレーに完全に自信を取り戻すことができた。