<カシオワールドオープン 2日目◇22日◇Kochi黒潮カントリークラブ (高知県)◇7350ヤード・パー72>
昨年、顎偏位症の影響で14シーズンにわたって守り続けたシードを失った池田勇太。シード当落線上で迎えた今大会は、トータル4オーバー・94位タイで予選落ちに終わった。
池田勇太は無念の予選落ち シード返り咲きならず「特に思うことは無い」
シード当落線上にいた池田勇太は返り咲きならず。悔しさをにじませた。
配信日時:2024年11月22日 09時03分
<カシオワールドオープン 2日目◇22日◇Kochi黒潮カントリークラブ (高知県)◇7350ヤード・パー72>
昨年、顎偏位症の影響で14シーズンにわたって守り続けたシードを失った池田勇太。シード当落線上で迎えた今大会は、トータル4オーバー・94位タイで予選落ちに終わった。
来季のシード権を獲得できるのは、賞金ランキング上位65人。義務試合数不足の桂川有人、香妻陣一朗、中島啓太、スコット・ビンセント(ジンバブエ)はランキングから除外されるため、池田はボーダーラインの69位(907万3700円)で高知へ乗り込んだ。
今季は池田にとって“リハビリ期間”と位置づけた一年だった。以前、「(シードを)意識したところで何も変わらない」と語り、終盤戦も無欲のスタンスで挑んだ。5月の「ミズノオープン」でシーズン初出場を果たした際には、術後の影響もあり「ラウンドしていても分からないことだらけ」と、手探りの状態でスタート。それでも決勝ラウンドに進出するなど、一歩ずつ前進した。
7月の「日本プロ」から本格的にツアー復帰を果たすと、リランキングも105位から18位に急上昇。後半戦ではほとんどのトーナメントに自力で出場可能な状態まで復調した。2週前の「三井住友VISA太平洋マスターズ」、先週の「ダンロップフェニックス」でも予選を通過した。
それだけに、「今年最後のゴルフに腹が立っている」と2日目の結果に悔しさをにじませた。シード返り咲きはかなわなかったものの、「特に思うことは無い」と一言。来季の“職場”を確保できなかったことより、予選落ちそのものに対する怒りが大きい。
来週からスタートするサードQTの申し込みは済んでいる。『生涯獲得賞金上位25位』の資格を適用すれば出場権を得られるが、「来年は使ってもあまり意味がないかな」と話し、資格行使を見送る可能性を示唆した。まだ治療が完了していない段階のため、今後の状況を見ながら来シーズンの“進路”を判断していくようだ。(文・齊藤啓介)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
カシオワールドオープン
カシオワールドオープンのニュース
- 谷口徹は賞金シード復帰ならず号泣 来季については「今すぐ答えられない」
- ソン・ヨンハンが単独首位で決勝Rへ 小田孔明、谷口徹らはシード入りならず
- <速報>石川遼がバーディ締め「69」 暫定4位でホールアウト
- <速報>石川遼は前半1アンダー 首位と1打差で後半へ
- <速報>男子ツアーは第2Rに突入 初日首位の河本力、2位の石川遼が競技を開始
JGTOツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |