＜～全英への道～ミズノオープン　事前情報◇24日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部（岡山県）◇7461ヤード・パー72＞

今季初の国内ツアーに挑む小平智。明日から始まる「～全英への道～ミズノオープン」は、大会名どおり上位4人に名を連ねれば「全英オープン」への出場権を手に入れられる。小平は「4位以内と言わず優勝して決めたい」と大会への意気込みを語った。

小平は日本、米国と両ツアーを股にかけてきた。4月末の「メキシコオープンatビダンタ」では2日目に「64」をマークし、先日開催された「AT＆Tバイロン・ネルソン」ではトータル12アンダーで終えるなど、調子が上がってきている。

しかし、久しぶりの日本でのプレーについて「まだ日本の芝に感覚がつかめていない。なので徐々に」と語る。日本の芝と洋芝の違いに少し悩んでいるようだが、ラウンドしながら段々と感覚を取り戻すつもりだ。

また、コースについても「あんまり得意じゃないです」と過去の経験から苦手意識は否めない。「木がない。なかなか目標がない。スパットを決めづらい」としながらも、そこは経験で補っていくしかない。

今大会ではなかなか日本人選手が勝てていない。そのことをキャディから聞くと「モチベーションが上がります」。反骨精神に火がついたよう。さらに「久々にこのコースへ来て、成長を感じた。前は狭いなと感じたホールも感じなかったり。めちゃくちゃ楽しみです」と自身への期待も湧いてきている。

「4位以内と言わず優勝して決めたい」と意気込む小平。米国仕込みのプレーで、優勝で全英への切符を勝ち取ってみせる。