4日、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長が都内のホテルで退任会見を行った。
プロ通算85勝を誇る青木会長は、前会長の海老沢勝二氏の退任に伴い2016年にJGTOの第4代会長に就任。そこから4期8年の長期政権を築いたが、3月1日に退任を発表していた。
「もう私も82歳になります。この8年間、力の限り男子ゴルフの発展のために働いて参りましたので、悔いはありません。今後は陰ながら男子ゴルフを応援したいと思います」と冒頭に挨拶をした。
近年の日本男子ゴルフ界は、久常涼や星野陸也など、海外ツアーで優勝を挙げる若手選手が台頭。「3年前から選手が育ってきた」と育成面での成果を挙げた。
一方で、今季試合数は昨季より3試合減で過去最少の23試合に。人気低迷からの脱却を目指したが、思うようにはいかなかった。「(試合数が)増えなかったというのは自分自身も本当に悔しい」と胸の内を明かす。
現時点で、新会長は未定。今月末に行われる社員総会、理事会を経て決定する見通しとなっている。