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全米オープンで日本勢最上位の永野竜太郎が、賞金とともに得た「かけがえのない」財産

ジャパンゴルフツアー選手会が主催する『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品』が今週22日(木)に開幕。初日の組み合わせが発表された。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年6月21日 19時30分

<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 事前情報◇21日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇7036ヤード・パー72>

先週の全米オープンで日本勢最上位の20位タイに入り、20万152ドル(約2800万円)を稼いで一躍ゴルフ界で注目を集めた永野竜太郎。帰国早々に同大会への出場となるが、疲れどころか本人の表情は晴れやか。「1週間を通して、すごくいい雰囲気の中でゴルフができた」と初の全米オープンを振り返り、大きな刺激になったことを教えてくれた。

「飛距離がある中でのティショットの精度が高く、飛ばしながらフェアウェイをキープする。そして、日本ではなかなかない200ヤードぐらいのセカンドショット。グリーンのアンジュレーションが多い中で打たされるときが多く、距離感やスピンのかけ方なども勉強になりました。もう少し狙って打てていれば、もうちょっとやれたのかなと」。

ほかにも「練習場で世界のトップ10選手の球質やインパクトの音など、なかなか日本で聞けない音を聞けたことも大きかったですね」と、次々に収穫を口にしたが、中でも一番印象に残ったエピソードがある。

「土曜日(決勝日)の朝、ウォーミングアップでホテルのジムに行ったときに、ジャスティン・トーマスとか予選落ちした選手たちが、朝の8時ぐらいから汗をバンバン流しながらトレーニングをやっていた。一喜一憂しないというか反省こそするものの、終わったことは終わったことで吹っきり、止まらずに次に向けての準備をしていたんです」。

もし永野が予選落ちをしていたら? と意地悪な質問に対し、「ゆっくりしていたと思う。ゆっくり寝て、(ジムには)昼から行こうみたいなテンション」。自らの弱さを素直に見せたのも、「もちろんショットの練習もするんだろうけど、見えないところというか、ゴルフ場だけではわからない部分が見れたのはすごくよかった」と全米オープンで得た刺激を、素直に取り入れようとしているからだろう。

もともと幼いころから米国で戦うことを夢に見ていた永野にとって「今年の賞金ランキングがよければ米国のQTを受けられるし、そのQT上位5位タイまでだったら来年はPGAに出ることができる。そういう意味では今回の(全米オープン)賞金は助かったし、チャンスが広がっていると思う」と、多くの面で永野の挑戦は進み始めている。

あすの初日は、佐藤大平、杉原大河と同組で1番ホールから12時30分にスタート予定。疲れこそあるはずだが、有意義な時間を過ごしてティオフを迎えるだろう。(文・高木彩音)

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