<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2日目◇30日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>
長野泰雅は前週、最終18番で1メートルのバーディパットを沈めればツアー初優勝だった。しかし「手が震えてましたね」と外してパー。結局、プレーオフで涙をのんだ。「特に引きずってない」と、今週も2日目にボギーフリーの「67」をマークし、トップと3打差のトータル9アンダー・4位タイと優勝争いに浮上してきた。
「カップが小さく見える」 長野泰雅は“V逸パット”の後遺症に苦しむも4位浮上
先週の“後遺症”に苦しむも…。長野泰雅は持ち前のショット力で上位に浮上した。
配信日時:2023年6月30日 09時28分
<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2日目◇30日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>
長野泰雅は前週、最終18番で1メートルのバーディパットを沈めればツアー初優勝だった。しかし「手が震えてましたね」と外してパー。結局、プレーオフで涙をのんだ。「特に引きずってない」と、今週も2日目にボギーフリーの「67」をマークし、トップと3打差のトータル9アンダー・4位タイと優勝争いに浮上してきた。
前週の負けは吹っ切っているつもり。だが、「ショットはすごく良かったんですけど、パットが全然入らなくて…」と“後遺症”に悩まされている。「きのうも1メートルを2回外して、いまパターは入る気がしないですね。ラインは読めているんですけど、そこに打てていない」。
5メートルではなんでもないが、1、2メートルとなると「カップが小さく見えます」と症状が出る。特に優勝パットと同じスライスラインが「ほぼ入らない」。右にも左にも外れる。それでも本人は「そんなに深くは考えてないです。ショットが良ければ問題ない」とけろっとしている。
「去年出てコースを知っていた」こともあり、練習ラウンドはインの9ホールだけ。疲労回復に努めた。そんな20歳の気分転換はゲームセンター。ホテルの近くにあれば、「2時間くらいいます」とコインゲームを楽しんでいる。きょうは午前組だったため、「今から行きます」とウキウキの様子だった。
今週は同じ福岡出身で25歳年上の小田孔明から食事に誘われたのだが、「ガストがいいです」と答えて驚かれた。北海道は海鮮やジンギスカン、ラーメン、スープカレーなどおいしいものがたくさんあるが、結局ガストで長野の鉄板メニュー『ミックスグリル』を食べたという。「北海道でもファミレスです。あんまり遅くなりたくないから」と、大先輩との食事でも自分のペースは崩さない。
上位で迎える週末は、「上手いプロと回ることになるので、あまり気張り過ぎずにゆっくりやりたいです」と、ベテランのようなコメントも。このままスコアを伸ばして、今度こそ優勝パットを決めたい。(文・下村耕平)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ
長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップのニュース
- J・クルーガーは4週前にロフトを立てた最新ドライバー投入 「そのぶん、真っすぐ行く」【勝者のギア】
- 「カップの周りにボールを集める練習をしたい」中島啓太が4日間一緒に回ったパットの名手に求めたアドバイス
- 感情の起伏が激しいクルーガーをキャディの妻が操縦!? 「彼女がすべてフラットにしてくれる」
- 石川遼はショット回復に「一週間で一番良かった」 “完璧”イーグルは「ナイスミス」
- 「プロに向いてないのかな」 片岡尚之は“どん底”メンタルから2位で自信
JGTOツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |