<中日クラウンズ 3日目◇29日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>
スイング改造が実を結び4年ぶりの優勝のチャンスだ。4打差6位タイから出た藤本佳則は、4バーディ・1ボギーの3アンダー“67”で回り、首位と2打差のトータル9アンダー5位タイに浮上。国内開幕から2戦連続でトップ10入り。好調を維持したまま2013年以来のツアー3勝目を目指す。
【藤本佳則スイング解説】左ヒジが引けてるけど…アマの“手羽先”とは違う!
「難しいイメージしかない」という開催コースの名古屋GC和合C。藤本は過去4回出場して予選落ちはないものの、最高は14年大会の19位タイ。例年は「グリーンが硬くて、風を読むのが難しい」ということから、なかなか攻略できていなかったが、「今年はグリーンが柔らかいし、違った和合に感じる」。雨の影響もあり例年よりグリーンは柔らかい。
そのため、3日間のフェアウェイキープ率は47・62%(28位タイ)と高くはないものの、パーオン率は75・93%(4位タイ)とグリーンをしっかりとらえている。そして、パーキープ率は94・44%と出場選手中1位タイで無駄なボギーを抑えられているのも、優勝戦線に残っている理由だ。
パーオン率が表すように「ショットはいい状態」と話すが、今オフの取り組みが大きい。「トップスイングをコンパクトにしました」。身長165センチながら小さな飛ばし屋の藤本は、トップスイングが大きく、曲がることも多かった。「手が肩口に上がったら切り返す」イメージのコンパクトトップ。「あまり曲がらないからしっかり振れる。飛距離は落ちていません」と飛距離を落とさずに精度を高めることに成功した。
首位の武藤俊憲がトータル12アンダーでプレー中に藤本がホールアウト。「3打差ならギリセーフでしょ」。例年よりグリーンが柔らかくビッグスコアが出ていることから、3打差以内が射程圏ととらえていた。しかし、武藤は18番でボギーをたたき、2打差。完全に逆転優勝圏内で最終日を迎える。
スイング改造が実を結び4年ぶりの優勝のチャンスだ。4打差6位タイから出た藤本佳則は、4バーディ・1ボギーの3アンダー“67”で回り、首位と2打差のトータル9アンダー5位タイに浮上。国内開幕から2戦連続でトップ10入り。好調を維持したまま2013年以来のツアー3勝目を目指す。
【藤本佳則スイング解説】左ヒジが引けてるけど…アマの“手羽先”とは違う!
「難しいイメージしかない」という開催コースの名古屋GC和合C。藤本は過去4回出場して予選落ちはないものの、最高は14年大会の19位タイ。例年は「グリーンが硬くて、風を読むのが難しい」ということから、なかなか攻略できていなかったが、「今年はグリーンが柔らかいし、違った和合に感じる」。雨の影響もあり例年よりグリーンは柔らかい。
そのため、3日間のフェアウェイキープ率は47・62%(28位タイ)と高くはないものの、パーオン率は75・93%(4位タイ)とグリーンをしっかりとらえている。そして、パーキープ率は94・44%と出場選手中1位タイで無駄なボギーを抑えられているのも、優勝戦線に残っている理由だ。
パーオン率が表すように「ショットはいい状態」と話すが、今オフの取り組みが大きい。「トップスイングをコンパクトにしました」。身長165センチながら小さな飛ばし屋の藤本は、トップスイングが大きく、曲がることも多かった。「手が肩口に上がったら切り返す」イメージのコンパクトトップ。「あまり曲がらないからしっかり振れる。飛距離は落ちていません」と飛距離を落とさずに精度を高めることに成功した。
首位の武藤俊憲がトータル12アンダーでプレー中に藤本がホールアウト。「3打差ならギリセーフでしょ」。例年よりグリーンが柔らかくビッグスコアが出ていることから、3打差以内が射程圏ととらえていた。しかし、武藤は18番でボギーをたたき、2打差。完全に逆転優勝圏内で最終日を迎える。