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【WITB】実は平均ストローク1位 今平周吾の優勝ギア

【WITB】実は平均ストローク1位 今平周吾の優勝ギア

配信日時:2017年5月23日 07時29分

先週に開催された「関西オープン」は、今平周吾が2位に6打差を付け、初日からトップを譲ることなく完全優勝を成し遂げた。

今平周吾のセッティングはコレ!

待ちに待った初勝利は鮮やかな勝利となった。これまで幾度となく優勝争いを経験してきたが、最終日に競り負けてきた。ところが、勝つ時がこんなにもあっさりと訪れるとは。

だが、今季のスタッツを見る限り、直近で2連勝を飾った宮里優作らを抑えて、現在平均ストロークは堂々の1位。谷原秀人池田勇太がいないことを考慮しても、この鮮やかな勝利も時間の問題だったことを数字が証明している。また、今季から契約が変わったヤマハ『RMX 116ドライバー』を手にして、未だ序盤戦とはいえ、大幅な飛距離アップを果たしている。(昨季278.9y→今季292.06y)

44.75インチのさほど長くないドライバーを、1インチ近く短く握ることもある今平。実質、44インチを切る長さで使っているだろうか。165センチ、60キロの小兵がこんなに短く持っての290ヤード超とは恐れ入る。今平と体のサイズが同じフィッター兼クラフトマンの筒康博氏は短く持つメリットをこう語る。

「これまでの経験上、プロではなく一般ゴルファーが45インチのドライバーを1インチ以上短く持ってもヘッドスピードはさほど変わりません。むしろ、身長の低い人は目一杯長く持って手元の位置を上げて構えるより、短く持って適正な高さにしたほうがスムーズに体の回転とシンクロして振れ、ミート率も上がって振り遅れなどのミスを減らせます。今平プロも、この長さで持ったドライバーの顔の見え方や手元の位置に馴染んでいて自然な構えがこれなのでしょう」
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