<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 最終日◇9日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7、178ヤード・パー72)>
「行けそうな気はしたんですが…」。この日2位タイからスタートした今平周吾は、一時単独首位に立ったものの終盤失速し、トータル15アンダーで3位。この大会で過去2年連続トップ3フィニッシュだった悔しさを、今年も晴らすことはできなかった。
あの“ミスター”が勝者を祝福!
ホールアウト後、「勝てなきゃ意味がない」と肩を落とした。一昨年が2位、去年が3位タイと、この大会では2年連続で優勝を逃していたが、12アンダー2位タイからのスタートとなった最終日。5番までに3連続を含む4バーディを奪い16アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に立つなど、前半は最高の滑り出しだった。しかし、8番でボギーを叩くなどスコアを伸ばせないうちに、同組で同じ2位タイからスタートしたチャン・キム(米国)が5、6、9番でバーディを奪う。前半が終わった時点で、15アンダーに今平とキム、14アンダーにハン・ジュンゴン(韓国)や池田勇太らが続く混戦となる。
「いいパットが決まっていけると思った」。後半11番で先にバーディをとったのは今平。しかし突き放すことはできない。デッドヒートの間、「(キムには)飛距離のアドバンテージがあるので、1打差はあって無いもの」と思っていたという今平を、今大会4日間の平均飛距離が319.88ヤードで1位となったキムのプレッシャーが追い詰めていく。「バーディが取れていれば」と悔やんだのが、ともに1オンを狙った14番。ティショットをグリーン左奥の林に突っ込みパーに終わった今平に対し、グリーン奥のラフから寄せてバーディを奪ったキムに追いつかれてしまう。
そして、17番でバーディを奪ったキムに1打差をつけられて迎えた最終18番。「普通に届く距離だった」という246ヤード先のピンを狙ったセカンドショット。逆転優勝をかけてスプーンで放った1打は、「手前から入って少しひっかって」無情にも池へ。このホールをボギーとした今平は、上がり2ホールを連続バーディとしたハンにも抜かれ、結局3位。今年も雪辱を果たすことはできなかった。
「でもまだ試合は続くので、この経験を生かして頑張りたい」」と最後には前を向いた。この大会でも、確実に伸びている飛距離と今季平均ストローク1位という安定感を見せることはできた。「今は優勝じゃないとうれしくない」という意気込みがあれば、今年5月の関西オープン以来の2勝目を手に入れるのもそう遠くないはずだ。
「行けそうな気はしたんですが…」。この日2位タイからスタートした今平周吾は、一時単独首位に立ったものの終盤失速し、トータル15アンダーで3位。この大会で過去2年連続トップ3フィニッシュだった悔しさを、今年も晴らすことはできなかった。
あの“ミスター”が勝者を祝福!
ホールアウト後、「勝てなきゃ意味がない」と肩を落とした。一昨年が2位、去年が3位タイと、この大会では2年連続で優勝を逃していたが、12アンダー2位タイからのスタートとなった最終日。5番までに3連続を含む4バーディを奪い16アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に立つなど、前半は最高の滑り出しだった。しかし、8番でボギーを叩くなどスコアを伸ばせないうちに、同組で同じ2位タイからスタートしたチャン・キム(米国)が5、6、9番でバーディを奪う。前半が終わった時点で、15アンダーに今平とキム、14アンダーにハン・ジュンゴン(韓国)や池田勇太らが続く混戦となる。
「いいパットが決まっていけると思った」。後半11番で先にバーディをとったのは今平。しかし突き放すことはできない。デッドヒートの間、「(キムには)飛距離のアドバンテージがあるので、1打差はあって無いもの」と思っていたという今平を、今大会4日間の平均飛距離が319.88ヤードで1位となったキムのプレッシャーが追い詰めていく。「バーディが取れていれば」と悔やんだのが、ともに1オンを狙った14番。ティショットをグリーン左奥の林に突っ込みパーに終わった今平に対し、グリーン奥のラフから寄せてバーディを奪ったキムに追いつかれてしまう。
そして、17番でバーディを奪ったキムに1打差をつけられて迎えた最終18番。「普通に届く距離だった」という246ヤード先のピンを狙ったセカンドショット。逆転優勝をかけてスプーンで放った1打は、「手前から入って少しひっかって」無情にも池へ。このホールをボギーとした今平は、上がり2ホールを連続バーディとしたハンにも抜かれ、結局3位。今年も雪辱を果たすことはできなかった。
「でもまだ試合は続くので、この経験を生かして頑張りたい」」と最後には前を向いた。この大会でも、確実に伸びている飛距離と今季平均ストローク1位という安定感を見せることはできた。「今は優勝じゃないとうれしくない」という意気込みがあれば、今年5月の関西オープン以来の2勝目を手に入れるのもそう遠くないはずだ。