長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ　最終日◇9日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ（7､178ヤード・パー72）＞

「まぁ昨日と一緒ですよ」。賞金王は明らかに不機嫌だった。逆転優勝を狙って12アンダー2位タイからスタートした池田勇太は、この日3バーディ1ボギーの“70”でトータル14アンダーの4位タイに終わった。

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「決勝ラウンドの2日間がこんなゴルフじゃ、とても優勝は無理ですね」と突き放すようにコメントした池田。5番と9番でバーディを奪い、前半9ホールが終わった時点で首位のチャン・キム（米国）と今平周吾とはわずか1打差に迫った。

しかし、「読んだところには打てているけど結局入らず」というように、後半も1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばすことができずに終わった。終盤、キム、今平、ハン・ジュゴン（韓国）の3つ巴となった優勝争いにも加わることができず、ツアー通算16勝を誇る勝負師にとっては納得のいかない結果となった。

「最後非常に詰めが甘い感じで終わってしまった」」。今季国内3戦目となるこの大会で結果を出し、7月20日（木）開幕の「全英オープン」、そして「全米プロゴルフ選手権」というメジャー連戦に向けて勢いをつけたかったところだったが今後については、「これから考えます」とだけ答えてコースをあとにした。