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2ペナ払ってでもスッキリプレーしたい!自ら疑わしきを罰した秋吉翔太

2ペナ払ってでもスッキリプレーしたい!自ら疑わしきを罰した秋吉翔太

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2017年7月29日 18時59分

ダンロップスリクソン福島オープン 3日目◇29日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(6,961ヤード・パー72)>

ムービングデーを終えた国内男子ツアー「ダンロップスリクソン福島オープン」。最終組がホールアウト後にスコア提出所に入ってから、いくら待っても選手が出てこない。聞けば、ルール上のトラブルがあり、それについて協議しているというではないか。一体何があったのか。

イ・ボミに痛恨の罰打… 一体何が起きた?

この日は朝から雨が降っており、コース上はかなり軟らかくなっている状態だった。そのため、ローカルルールとしてプリファードライが追加される。スルーザグリーン(ティグラウンドからグリーンまでのこと)内で芝草を短く刈ってある区域にボールがあれば、無罰で拾い上げて拭くことができるというルールだ。ただし、拾い上げたボールはホールに近づかないところで、元の位置から1クラブレングス以内にプレース(ボールを置く)することが条件となる。プレースは1度だけで、プレースした時点でボールはインプレーになる。

どの選手もこのルールを利用し、毎ホールのようにボールを拾い上げて拭いていたが、最終組を迎えた15番ホールである問題が起きた。秋吉翔太がグリーン右手前のカラーにボールを落とした後だ。

ルールどおりにそのボールを拾い上げてしっかりと拭く。手にしていたパターで1クラブレングス以内のところにボールをリプレースしようとしたら、帯同キャディから「そこだと後ろの芝がじゃまになりませんか?」というひと言が。確かにそうだと思い直し、ラフが気にならないところへボールをリプレースしようとすると、パターではその位置にプレースするのは無理だったので、ドライバーに持ち替え、あらためて1クラブレングス以内にプレースした。そのボールを打った後、同伴競技者であるI・H・ホ(韓国)から「ちょっと待った!」の声がかかる。

「最初にパターでプレースする位置を決めたとき、一度プレースしましたよね。その時点でインプレーになったボールを動かしましたが、大丈夫なんですか?」(ホ)

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