＜アジアパシフィック パナソニックオープン　最終日＞◇28日◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(7,040ヤード・パー70)

　大阪府にある茨木カンツリー倶楽部 西コースで開催された国内男子ツアー「アジアパシフィック パナソニックオープン」の最終日。12アンダー首位タイでスタートした谷原秀人が5バーディ・1ボギーで回りトータル16アンダーでホールアウト。同じく首位でスタートした矢野東との接戦をものにし1打差で勝利。見事今大会の初代王者に輝いた。

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　序盤から着実にバーディを奪っていった谷原だったが、後半になると矢野の追い上げもあり接戦になっていく。だが「良いプレッシャーの中で戦えてよかった」とこの日は矢野との競り合いを楽しんでいるようにも見えた。「勝負は最後まで行くと思ったが東(矢野)が17番でバーディを決めてびっくり。自分も入れなきゃというプレッシャーがあった」がしっかりバーディを決め2打差とする。その後最終18番で矢野がバーディを決めるがパーを拾った谷原が1打差で優勝を決めた。
これで優勝賞金4000万円のビッグマネーを手にし、賞金ランキングでもトップに立った谷原秀人。今季2勝目は「いつも笑顔で応援してくれて、メモもしっかりとってくれる。後で反省会もするし、悪いときが続いても上手く励ましてくれる」と結婚したばかりの絢香夫人の内助の功があったからだと語った。