＜アジアパシフィック パナソニックオープン　最終日＞◇28日◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(7,040ヤード・パー70)

　大阪府にある茨木カンツリー倶楽部 西コースで開催された国内男子ツアー「アジアパシフィック パナソニックオープン」の最終日。12アンダー首位タイでスタートした矢野東は2番でバーディを奪う幸先のいいスタートを切ったが、その後はスコアが伸びず同じ首位スタートの谷原秀人にリードを奪われてしまう。2打差で迎えた17番では7メートルのバーディパットを決めるが、谷原もバーディを入れ返す。18番でも意地のバーディを奪うが、谷原がパーパットを決め優勝。矢野の2週連続優勝はならなかった。

谷原秀人が優勝！大会初代王者に輝く

　谷原同様「今日はゲーム的にも18ホール振り返ってみて面白かった」とコメントし充実感をあらわにした矢野。好調のまま最終日を首位で迎え、2週連続優勝の期待もかかったがティショットが曲がり出し惜しくも2位。それでも17、18番の意地の連続バーディはギャラーリーを沸かせ、今大会を大いに盛り上げた。賞金ランキングでも片山晋呉を抜いて2位まで浮上。まだまだ続く国内男子ツアー秋の陣、今後の矢野東の活躍が大いに楽しみだ。

【最終順位】
優勝：谷原秀人(-16)
2位：矢野東(-15)
3位T：リャン・ウェンチョン (-14)
3位T：久保谷健一(-14)
5位T：マーク・ブラウン(-12)
5位T：横尾要(-12)
7位T：甲斐慎太郎(-11)
7位T：ベ・サンムン(-11)
9位：S・K・ホ(-10)
10位：篠崎紀夫(-9)