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U25世代・石坂友宏が最終Rベストで5位 「同世代の活躍は刺激になるし嬉しい」

1999年度生まれの23歳、石坂友宏が最終日のベストスコア「67」をマークして、約2年ぶりとなるトップ5フィニッシュを果たした。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2023年7月31日 08時34分

<日本プロゴルフ選手権 最終日◇30日◇恵庭カントリー倶楽部(北海道)◇7441ヤード・パー72>

優勝した平田憲聖をはじめ、金谷拓実、中島啓太、蝉川泰果の25歳以下の選手による魅力的な優勝争いとなった国内メジャー2戦目の「日本プロゴルフ選手権」。俺の存在も忘れるなといわんばかりに、プロ5年目の23歳・石坂友宏が最終ラウンドのベストスコアとなる「67」で回り、トータル7アンダーまで伸ばして5位タイに食い込んだ。

若き寄せ名人、石坂友宏のアプローチは右手で押す【写真】

今季の前半戦は賞金ランキング90位と出遅れた。「パッティングでショートすることが多くてパー5でバーディが獲れていませんでした。今週はロングパット中心の練習に変えて入れるイメージをつけてよくなってきました」。この4日間ショットは本調子ではなかったが、ミドルパット以上のバーディパットやシビアなパーパットを沈めるなどパッティングが支えた。

今季初のトップ10入りとなる5位タイで終えたが、トップ5は21年の「マイナビABCチャンピオンシップ」以来。「最後はパットだと思いました。ガッツというかその辺が大事ですね」と後半戦浮上のきっかけをつかんだ。

2020年の「ダンロップフェニックス」で金谷拓実とルーキー同士のプレーオフに敗れて2位に入った石坂は、20-21年シーズンは賞金ランキング17位で初シード獲得。昨季は周囲も自身も初優勝の期待が膨らんだが、10位タイが最高成績。賞金ランキング50位でシードは確保したものの納得のいくシーズンではなかった。

その間、年下の中島啓太や蝉川泰果がアマチュア優勝を遂げ、平田憲聖もプロ2勝目を挙げた。石坂は98年度生まれの金谷と、中島、蝉川、平田ら2000年度生まれの間の99年度生まれ。同世代の活躍に「すごく刺激になりますし、嬉しいです」とした上で、「正直、僕はそんなにうまくないので…自信がないわけではないのですが…」と話す。「平田君とか中島君とかもともと強い選手なので。やっぱり悔しいですけど、強くないと上に行けないと思う」。

昨年は勝ちたい欲が強かったが、結果につながらなかった。「優勝を意識するよりも、まずはしっかり予選を通って最終日に上位に入ることが大切です。僕はトップ10、いやトップ20に毎週続けることが大事だと考えています」。

13位タイから出た最終日は伸ばさないとトップ10に入れない状況で、パッティングを中心にスコアを組み立て、誰よりもスコアを伸ばした。「そこに食らいついていけたのは来週につなげられると思います」。毎週トップ20位以内に入り自信をつけて強さを増していく。そしてその先に同世代の争いの中に食い込んでいく。(文・小高拓)

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