<日本オープンゴルフ選手権競技 最終日>◇19日◇古賀ゴルフ・クラブ(6,797ヤード・パー71)
福岡県にある古賀ゴルフ・クラブで開催されていた国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の最終日。首位から6打差、5オーバー4位からスタートした石川遼は最終日も難コースをドライバーで攻め、この日ベストスコアの69をマーク。トータル3オーバー単独2位でフィニッシュした。
プロとして初めて臨んだ国内最高峰の大会。狭いフェアウェイと手強いラフに先輩プロたちがティショットに慎重になる中、4日間自分らしくドライバーを振りぬき続けた。「ドライバーで行って良かったな、と。この1週間、相当自分でもスイングやリズムが磨かれたと思う」と語り、自分の攻めを貫いたことで結果以上の大きなものを得られた満足感に浸っていた。
しかし、満足はしても慢心はしない。「片山さんとは本当は20打ぐらいの差があって…それくらいの実力差があった。たまたまボクの調子が良かっただけ。片山さんはボクのように絶好調というわけではなく、普通のゴルフをしているように見えた」と、通算25勝の大記録を達成した第一人者の背中がまだまだ遠いことを強調した。
とはいえ、ビッグトーナメントの2位という結果は賞金を稼ぐプロにとしても得られるものが大きい。2位賞金2,200万円は平均的なトーナメントの優勝賞金並み。賞金ランキングも19位に躍進し、いよいよ石川遼が期待の若手から一流プロへの一歩を大きく踏み出した。
福岡県にある古賀ゴルフ・クラブで開催されていた国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の最終日。首位から6打差、5オーバー4位からスタートした石川遼は最終日も難コースをドライバーで攻め、この日ベストスコアの69をマーク。トータル3オーバー単独2位でフィニッシュした。
プロとして初めて臨んだ国内最高峰の大会。狭いフェアウェイと手強いラフに先輩プロたちがティショットに慎重になる中、4日間自分らしくドライバーを振りぬき続けた。「ドライバーで行って良かったな、と。この1週間、相当自分でもスイングやリズムが磨かれたと思う」と語り、自分の攻めを貫いたことで結果以上の大きなものを得られた満足感に浸っていた。
しかし、満足はしても慢心はしない。「片山さんとは本当は20打ぐらいの差があって…それくらいの実力差があった。たまたまボクの調子が良かっただけ。片山さんはボクのように絶好調というわけではなく、普通のゴルフをしているように見えた」と、通算25勝の大記録を達成した第一人者の背中がまだまだ遠いことを強調した。
とはいえ、ビッグトーナメントの2位という結果は賞金を稼ぐプロにとしても得られるものが大きい。2位賞金2,200万円は平均的なトーナメントの優勝賞金並み。賞金ランキングも19位に躍進し、いよいよ石川遼が期待の若手から一流プロへの一歩を大きく踏み出した。